松本晴「まだ何もしていない」 5勝目も不満顔の理由…胸に刻んだバンデン氏の“金言”

  • 記者:長濱幸治
    2025.08.08
  • 1軍
7日のロッテ戦に先発した松本晴【写真:小池義弘】
7日のロッテ戦に先発した松本晴【写真:小池義弘】

柳町のスーパープレーに感謝「落ちてたら負けていた」

 今季5勝目を挙げても、喜ぶ気にはなれなかった。「もったいないエラーで先制点を与えてしまったので。本当に反省しないといけないです」。7日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦。試合後、松本晴投手が開口一番で発したのは反省の弁だった。

 3回には自らのエラーが重なって先制点を献上すると、5回にも2死満塁のピンチを背負った。この場面でソトが右翼の前に落ちそうな打球を放ったが、柳町達外野手が猛然と突っ込み、体を回転させながらダイレクトキャッチ。スーパープレーが左腕を救った。

「あれはもう、負ける流れだったというか。柳町さんに助けてもらって……。あれを捕ってもらったので。あれが前に落ちていたら、(試合に)負けていたと思うので」。松本晴は先輩の好守に感謝しきりだった。

 本格的な先発転向を目指し、スタートした今シーズン。開幕から中継ぎとして好投を重ねると、5月下旬以降は先発ローテに加わった。ここまで5勝、防御率2.47とチームへの貢献度は高いにもかかわらず、左腕はこう口にする。「まだ全然、何もしていないです」。松本晴が見据える先とは――。

7回14Kの快投も…「実際あの試合だけなので」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)