球団に直訴も「欲しいなら結果出せ」 柴原洋のプロ人生凝縮…キャリアハイで奪取した“背中”

現役時代の柴原洋氏【写真提供:産経新聞社】
現役時代の柴原洋氏【写真提供:産経新聞社】

「鷹を彩った男たち」柴原洋編②

 どうしても欲しいものがあった。背番号「1」。ダイエー時代の2004年から担い、2005年からはソフトバンク初代の背番号1をつけたのが柴原洋氏だ。「受け継がせてもらったけど、重たかったな……」。そう語る表情は、どこか誇らしげだ。

 秋山幸二氏が現役を引退した2002年のオフ。「『この背番号を受け継ぐのは俺だ』という気持ちがあったので頑張れましたね。秋山幸二という大きな背中を見て僕は育ったので、あの背番号は僕がつけるものだと勝手に思っていました」。誰よりも尊敬する先輩が背負った番号。「直訴しました」。柴原氏が自らの思いを球団にぶつけると、厳しい言葉が返ってきた。

こだわった理由…生き方を証明する手段

内川聖一との会話「いいですか?

(飯田航平 / Kohei Iida)