筑後で上がった悲鳴 大野稼頭央に「取り過ぎよ!」…弱点克服した“秘密の特訓

  • 記者:長濱幸治
    2025.06.02
  • 1軍
プロ初登板で1回を無失点に抑え、渡邉陸(左)と笑顔でグータッチを交わす大野稼頭央【写真:古川剛伊】
プロ初登板で1回を無失点に抑え、渡邉陸(左)と笑顔でグータッチを交わす大野稼頭央【写真:古川剛伊】

小久保監督も目を細め「唯一の収穫やね」

 ホークスファンに大きな夢を抱かせるようなデビュー戦だった。1日の楽天戦(楽天モバイルパーク)。3点ビハインドの8回にプロ初登板を果たしたのが大野稼頭央投手だった。3年目の20歳左腕は、最速147キロの真っすぐと100キロ台のスローカーブを織り交ぜる緩急の利いた投球を披露。1回を1安打1奪三振無失点の好投に、小久保裕紀監督も「(この日)唯一の収穫はこれやね」と目を細めた。

 やはり目を引いたのは力強い真っすぐだった。「真っすぐが一番伸びましたね。球速はもちろん、球筋もそうで。この1年でかなりランクアップしましたね。ここまでよく成長できたなと。非常に楽しみです」。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)も賛辞を惜しまなかった。大野が急成長を遂げた要因とは何だったのか。

楽天打線相手に好投した大野稼頭央【写真:古川剛伊】
楽天打線相手に好投した大野稼頭央【写真:古川剛伊】

苦しかった昨春も下向かず「適当に生きてきたので」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)