精神的支柱の自覚滲んだ「こっちの責任」 失策直後の計らい…今宮健太の“魔法の言葉”

尾形崇斗に声をかける今宮健太【写真:古川剛伊】
尾形崇斗に声をかける今宮健太【写真:古川剛伊】

牧原大の失策直後、尾形に駆け寄った背番号6

 1か月ぶりに1軍の舞台に戻ってきた背番号6が早速、存在感を示した。右前腕屈筋群の筋挫傷から復帰した今宮健太内野手が1日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に「6番・遊撃」でスタメン出場。4打席ノーヒットと快音は聞かれず、チームも0-3で敗れたが、守りでは今宮らしさが詰まったシーンが見られた。

 場面は3点ビハインドの7回。この回から4番手で登板した尾形崇斗投手は先頭の小深田を力ないゴロに仕留めたが、二塁手の牧原大成内野手がまさかの後逸。嫌な形で出塁を許した。試合展開を考えれば、これ以上の失点は致命的となる状況。ここで右腕のもとに近寄り、すかさず声をかけたのが今宮だった。

 チームリーダーの言葉に何度もうなずいた右腕は、続く浅村を中飛に打ち取ると、フランコの打席では見事な一塁けん制で小深田を刺した。結局、打者3人で片付けて無失点。しっかりとリズムを取り戻した。この場面、今宮はどんな“魔法”をかけたのか。試合後、本人が口を開いた。

1か月ぶりに1軍復帰した今宮健太【写真:古川剛伊】
1か月ぶりに1軍復帰した今宮健太【写真:古川剛伊】

さらりと口にした「そういうところが仕事なので」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)