渡邉陸が伝えていた「捕手やめます」…支えた“恩人”の一言 “1軍初完封”に「きょうは喜んで」

  • 記者:長濱幸治
    2025.05.16
  • 1軍
西武戦でマスクを被った渡邉陸【写真:古川剛伊】
西武戦でマスクを被った渡邉陸【写真:古川剛伊】

同学年左腕の初勝利サポート「嬉しいが大きい」

 捕手としてこれ以上ない喜びを味わうことができたのも、“あの決断”があったからだ。キャッチャーミットを見るのすら嫌だった日々。そして、あらためて捕手として生きていくことを決めた恩人からの言葉。渡邉陸捕手の口から語られた「真実」とは――。

 15日の西武戦(みずほPayPayドーム)、10日ぶりにスタメンマスクをかぶった渡邉が好守で躍動した。4回2死満塁で貴重な2点適時打を放つと、守っては同学年の前田純投手を巧みにリード。7回2安打無失点の快投を引き出し、左腕の今季初勝利を全面サポートした。

「マエジュンが頑張ってくれていたし、今は嬉しいという気持ちが大きいですね」。充実感を漂わせながら汗をぬぐった24歳。1試合を通してマスクをかぶり、完封勝利を演出したのは1軍では初めてだった。「自分にとってターニングポイントだった」と振り返るのは、入団2年目の2020年のことだった。

月1のミーティングで編成担当に吐露した「本音」

お立ち台に立った前田純(左)と渡邉陸バッテリー【写真:古川剛伊】
お立ち台に立った前田純(左)と渡邉陸バッテリー【写真:古川剛伊】

高谷コーチも絶賛「今日だけは喜んでいい」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)