コンプレックスのはずが…今やダントツ数値「14.5」 前田純にある原風景「小学生のころから…」

  • 記者:長濱幸治
    2025.04.02
  • 1軍
2日の日本ハム戦で今季初登板に臨む前田純【写真:冨田成美】
2日の日本ハム戦で今季初登板に臨む前田純【写真:冨田成美】

プロ初勝利の地で臨む今季初登板「気負わずに」

 高校時代、3年間で1度もベンチ入りすることができなかった男が開幕5戦目のマウンドに上がる。身長189センチの長身左腕に急成長をもたらしたのは、投手として抱き続けてきた“コンプレックス”だった。「遅い遅いって……」。2日の日本ハム戦で先発する前田純投手が明かした「野望」とは――。

 沖縄・中部商高から大分・日本文理大を経て、2022年育成ドラフト10位で入団した左腕。プロ2年目の昨夏に支配下選手登録を勝ち取ると、9月29日の日本ハム戦(エスコンフィールド)でプロ初登板初先発し、6回無失点の快投で初勝利を手にした。縁起のいい舞台で迎える今季初登板。「気負わず、変わらずに投げるだけです」と平常心でマウンドに上がるつもりだ。

 開幕ローテ候補の一角として臨んだ今春キャンプからアピールを続け、オープン戦でも3度の登板で15イニングを2失点(自責1)、防御率0.60と文句のつけようがない成績を残した。周囲の予想を大きく超える成長曲線を描いた左腕が率直な心境と、胸に秘める将来のビジョンを明かした。

昨季2軍で叩き出した驚異の数値

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)