被弾直後に寄り添ってくれた柳田&今宮 「一番やっちゃいけない」杉山一樹の後悔

  • 記者:長濱幸治
    2025.03.30
  • 1軍
柳田悠岐(左)と杉山一樹【写真:冨田成美】
柳田悠岐(左)と杉山一樹【写真:冨田成美】

ソトに浴びた同点弾「ファンも嫌でしょうし」

 悔やんでも悔やみきれない1球だった。29日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)。柳田悠岐外野手の逆転3ランが飛び出した直後の6回、マウンドに上がったのは杉山一樹投手だった。1死で迎えたソトをフォーク4球でカウント2-2に持っていったが、5球目の直球を捉えられた打球は無情にも左中間スタンドへ。痛恨の同点ソロに右腕は思わず顔をしかめた。

「チームが逆転した勢いを僕がなくしてしまった。昨日負けて、今日勝つぞという思いが球場からも伝わってきていた中で、あれ(被弾)はファンの方からしても嫌でしょうし。1点リードの中でマウンドに送ってもらった首脳陣の方にも申し訳なかったです」

 なんとか後続は抑え、同点のままマウンドを降りた。ベンチに戻ると、柳田がすっと寄り添ってくれた。そこで掛けれられた言葉は一流打者だからこその“観察眼”と、チームの大黒柱ならではの優しさから生まれたものだった。杉山はゆっくりと口を開いた。

同学年左腕への申し訳なさ「やっちゃいけない」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)