負傷直後…海野隆司が言い放った「絶対いけます」 わがままではない…首脳陣への「メッセージ」

  • 記者:長濱幸治
    2025.03.23
  • 1軍
走塁中に右太もも裏を負傷した海野隆司【写真:冨田成美】
走塁中に右太もも裏を負傷した海野隆司【写真:冨田成美】

14日の試合で負傷も折れなかった心「いかないという選択肢はなかったです」

 普段、聞いたことがないほどの強い口調だった。報道陣を前に語った一言一言には明確な“意図”があった。「リハビリに行けと言われれば行くしかないですし。それは自分では決められないので。ただ、自分の中ではやりたいし、絶対にいけます」。14日、右脚を引きずりながら本拠地を後にした海野隆司捕手が残した言葉だ。

 14日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)。走塁中に右太もも裏への経験したことがない痛みが走った。「初めてのことでビックリしましたし、怖さがありました。正直、『やっちゃったな』という思いでした」。正捕手争いから大きく後退を余儀なくされたかに思われた。

“未知の痛み”にも、プロ野球人生で訪れた最大のチャンスを簡単に諦めるわけにはいかなかった。そのためには使えるものは何だって使う――。ある意味、捕手らしい「頭の切れ」を示したのが、文頭のやり取りだった。海野が伝えたかった首脳陣へのメッセージとは……。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)