「普通じゃ何も変われない」2年続けて早出練習“皆勤” 石塚綜一郎が示した覚悟

  • 記者:長濱幸治
    2025.03.03
  • 1軍
春季キャンプで汗を流す石塚綜一郎【写真:冨田成美】
春季キャンプで汗を流す石塚綜一郎【写真:冨田成美】

起床は5時半、球場を出るのは最終バス…「きつい日もありましたけど」

 プロ6年目で初めて入ったA組。1度も“降格”することなく、春季キャンプを完走したのが石塚綜一郎捕手だった。ただ走り切っただけではない。全ての練習日でアーリーワークに志願参加し、誰よりもグラウンドで汗を流した。23歳が過ごした1か月余りの日々を振り返る。

「きつい日もありましたけど、続けることがやっぱり大切だと思って。キャンプ中しかできないことなので」。起床は午前5時半。全体練習の集合前からキャンプ地に到着すると、ただ無心でバットを振り込む。午後6時発の最終バスに乗り込んで宿舎へ戻ると、さっとシャワーを浴びて夕食を取る。その後1時間ほどストレッチすると、もう9時過ぎになる。その日にコーチらに言われたことをノートにまとめ、10時には布団に入る。とにかくストイックに日々を送ってきた。

 去年から続けているアーリーワークの“皆勤”。「キャンプってそういうものだと思っているので」と、いたって冷静な口ぶりだ。昨年7月に支配下登録を勝ち取り、2桁の背番号で迎えた今春キャンプで初のA組入り。“頑張り時”であることは明白だが、実際に行動に移すのは簡単なことではない。石塚に覚悟を聞いた。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)