オスナが痛烈な一言「歌下手すぎでしょ」 笹川吉康からまさかのタレ込み…記者が見た素顔

ロベルト・オスナ、周東佑京、柳田悠岐、笹川吉康(左から)【写真:冨田成美】
ロベルト・オスナ、周東佑京、柳田悠岐、笹川吉康(左から)【写真:冨田成美】

オスナのリクエストで尾形が熱唱した曲は

 春季キャンプも残りわずか。オープン戦も始まり、いよいよレギュラーシーズンも近づいてきた。ここでは“記者が見た素顔”として選手の日常をお届け。ロベルト・オスナ投手が尾形崇斗投手へキツ~い一言、前田悠伍投手が打撃用具を借りた相手は……? 日常の一コマをご覧ください。

記者は13日から17日まで、休日をいただいていた。12日に宮崎入りしたロベルト・オスナ投手とは完全にすれ違いになってしまった。“職場復帰”した18日に再会。思わず「痛い痛い」と言ってしまうほど、熱いハグをしてくれた。

 7日に30歳を迎えたオスナ。松本裕樹投手が幹事となって“誕生日会”が開催された。オスナがまだ来日する前、背番号66に聞いてみたのは「再会できるのは楽しみですか?」。「いや、誰かに会えるのが嬉しいとかないでしょ」と、鼻で笑われて恥ずかしくなった。それでも、盛大に誕生日を祝っていたことを知り、オスナへの愛を感じた。

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今春キャンプでお届けしている「鷹フルリレーインタビュー」。笹川吉康外野手は、佐藤直樹外野手について「あの人、いつも鼻くそをほじっていますね。ファンの人にもバレていないと思っているみたいです」とまさかのタレ込みが。いくら明るいキャラクターとはいえ、多くのファンが憧れを抱くプロ野球選手。佐藤直本人に掲載していいか、確認に行った。「いいですよ」。快諾だった。「どうせ書くなら『食べてます』くらい書いておいてくださいね。あと、ファンの人には余裕でバレていますね」。さすがすぎる。かなわないと思った。

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17日の宮崎春季キャンプ。打撃練習中、今季から挑戦している右翼の守備位置に就いた近藤健介外野手。前に落ちそうなライナー性の打球を好捕するとスタンドからは大きな拍手が。左翼にいた柳田悠岐外野手が「ゴールデン(グラブ)取るでー」と声を上げると、中堅を守っていた周東佑京内野手も「取るよー、取るよー」と盛り上げた。2023年には左翼を守り、外野部門でゴールデン・グラブ賞に輝いた近藤。「左翼で金、右翼でも金」なるか?

多目的グラウンドでストレッチ中。ロベルト・オスナ投手が尾形崇斗投手に“バースデーソング”を要求した。尾形がaikoの「相思相愛」を熱唱していたが、歌い終わると田原大樹通訳を経由し、オスナから一言。「野球選手で良かったね。歌下手すぎだよ」。尾形さん、元気出して……。

見慣れない光景だった。室内練習場で快音を響かせていたのは前田悠伍投手。下半身を強化するための練習として、大股に足を開いてティー打撃を行っている。見慣れないバットと手袋。誰の物なのかを問うと「廣瀬さんに貸してもらいました」。借りる際には「借りるで!」と一言。何も反応できなかった廣瀬の顔が想像できる……。

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サインに応じる村田賢一投手に違和感が。よく見ると胸にあるのは背番号「34」。ウインドブレーカーを反対に着てしまっていた。そこに通りかかったのが、重松凱斗外野手と大泉周也外野手。村田がウエアを反対に着ていることを伝えると「村田! 反対やで」とすぐさま注意。赤面で慌てて着替える右腕。ファンの笑いを思わぬ形で誘っていた。

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(鷹フル編集部)