裏声で「正木く~ん」…谷川原健太と空気が「持たない」 川村友斗、同僚との爆笑秘話

谷川原健太の写真ボードを指さす川村友斗【写真:冨田成美】
谷川原健太の写真ボードを指さす川村友斗【写真:冨田成美】

体調不良で一時離脱した正木智也の“代打”…川村友斗が語る同学年のライバル

 選手たちが“会話のタスキ”をつなぐ「鷹フルリレーインタビュー」。前回は廣瀬隆太選手から、正木智也選手にメッセージをもらいましたが、正木選手が第2クールで体調不良に……。“代打”として、川村友斗選手に登場していただきました(当初から正木選手→川村選手の予定でした)。「人気で勝ちたい」と話していた同学年の“ライバル”。春季キャンプに入って感じる、ファンからの反応は? 続いてメッセージを送ったのは、谷川原健太選手。気まずかったのか、わずか「1時間」で解散した秘話に迫りました……。

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――正木選手の“代打”ということになりました。
「僕の方が免疫が強かったんだなということです(笑)。結果が出ちゃったんで」

――昨年の12月には、正木選手に「人気で勝ちたい」と。キャンプに入って雰囲気はいかがですか?
「やっぱり正木の方が多いですね。悔しいです。一緒に隣を歩くことが多いんですけど、『正木く〜ん』(裏声)って言われて、僕はその横を1人で帰っています。悔しいですね」

――川村選手も、昨シーズンの活躍でファンも増えたのでは。
「感じますね、ありがたいことに。歩いている時、去年までだと『誰だ』って感じだったんですけど、名前を呼ばれることが多くなったかなと思いますね」

――育成の時は、通路を通っていても誰も振り返らない、とかあったんじゃないですか。
「マジでそうです。誰、誰、誰みたいな。こうやって調べてっていうのがあったんですけど、今は名前を呼ばれますね」

――正木選手にメッセージをお願いします。
「“連れ○○”が多い気がしますね。『一緒に行こう』みたいな。メッセージって、やめてほしいことですか? それは特にないですね。それくらい、いい人です。早く体調を治して、元気な姿で帰ってきてください」

笑顔の川村友斗と正木智也【写真:竹村岳】
笑顔の川村友斗と正木智也【写真:竹村岳】

――事前にどの選手にメッセージを送りたいかお聞きしましたが、谷川原選手を選んだ理由は?
「面白い人だと思うんで」

――意外な組み合わせで驚きました。
「2個上って、グッといきやすいんですよね。結構話もさせてもらっているので。海野(隆司)さんか、達(柳町)さんか、晃(川瀬)さんか、タニさんで迷ったんですけど。タニさんで。みんな優しい世代ですね。お兄ちゃんみたいな感じです」

――昨年12月、谷川原選手との食事は1時間で解散したそうですね。
「仲田(慶介)もいたんですけど、空気が持たなかったです(笑)」

――後ろの予定があったわけではない?
「何もないです(笑)。僕も話を回すの、得意じゃないんですよね。話しているのを聞いて笑いたいタイプなので。仲田も仲田で、あの通りじゃないですか。皆さんご存知の天然。タニさんも、ふざけ出すわけないじゃないですか、後輩の前ですし。“サク飯”でしたね」

――本当に会話が持たなかったことが理由なんですね。
「持たなかったです(笑)。楽しかったですけどね、またリベンジしたいです」

――キャンプで距離感が縮まった?
「いつも通りです」

――先輩ですが、言っておきたいこと。
「さっき、バッティング練習中も話したんですけど、小さい時のキーホルダーをもらったんですよね。小さい頃のタニさんのキーホルダー。“健太時代”ですよ。それをリュックにつけていたんですけど、壊れてしまったんです。今ちょっとつけていなくてホテルの部屋に飾っています。タニさんじゃなくて“健太時代”のキーホルダー」

――それがメッセージでよろしかったですか?
「『キーホルダーどうしたらいいですかね?』でお願いします。直したら付け直したいですね。あ、あとあれですね。『子どもはどっち似ですか』でお願いします。タニさんに似たら絶対可愛いですよね」

“健太時代”のキーホルダー【写真提供:川村友斗】
“健太時代”のキーホルダー【写真提供:川村友斗】

(竹村岳 / Gaku Takemura)