日本Sから中0日で始動 「警備員さんがまたかって…」尾形崇斗“オスナ超え”の覚悟

  • 記者:長濱幸治
    2024.11.29
  • 1軍
ソフトバンク・尾形崇斗【写真:長濱幸治】
ソフトバンク・尾形崇斗【写真:長濱幸治】

来季も中継ぎで勝負…小久保監督からの“宿題”に「まさにそこ」

 11月4日に横浜の地で日本シリーズの終戦を迎えてからおよそ12時間後、尾形崇斗投手の姿はみずほPayPayドームにあった。空路で福岡に戻り、スーツ姿のまま本拠地へ直行。みっちりとウエイトトレーニングを行った。「僕にとっては今日が来年に向けてのスタートなので」。そう語る表情は引き締まっていた。

 7年目の今季は飛躍のきっかけとなる1年だった。12試合に登板して2勝3ホールド、防御率2.31をマーク。9月以降は登板9試合で防御率0.00でシーズンを終えた。勢いそのまま日本シリーズに乗り込み、チームトップの4試合に登板したが、計3イニングを4失点で防御率12.00。初の大舞台で実力を発揮することはできなかった。

 手ごたえも悔しさも味わった右腕。宮崎秋季キャンプ中には倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)と面談し、来季も中継ぎで勝負することを決めた。師匠と敬うロベルト・オスナ投手に「超えます」と力強く挑戦状をたたきつけた25歳。その覚悟はこのオフからすでに滲んでいる。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)