周東佑京が語る家族…激変した価値観 大切な妻の存在、今はもう「僕1人の責任ではない」

  • 記者:長濱幸治
    2024.10.12
  • 1軍
天を見上げるソフトバンク周東佑京【写真:竹村岳】
天を見上げるソフトバンク周東佑京【写真:竹村岳】

左膝の違和感で離脱…CSへ「できる限りのことをやりたい」

「今は……壊れたくはないですね」。選手会長の言葉はずしりと重かった。これまでは故障を抱えていても、多少の無理を覚悟の上でプレーし続けてきた。弱気になったわけでも、二の足を踏んでいるわけでもない。もう、自分だけの体じゃない——。家族の大切さ、そして命の尊さをより深く考えるようになったからだ。

 16日から始まるクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージ。日本シリーズへの出場権をかけた大一番に向け、黙々と準備を進めているのが周東佑京内野手だ。シーズン最終盤に左膝の違和感で戦線を離脱。今季41盗塁で2年連続3度目のタイトルを獲得したスピードスターをオーダー表に書き入れることができるかどうか。首脳陣にとって頭を悩ませる問題となっている。

 過去にもシーズン終盤に体の痛みを抱えたことは何度かある。それでも、試合に出る決断を下してきた。「あと数試合が終わればオフなので。壊れても構わないと思っています」。一見クールな印象を持たれがちだが、誰よりも熱い心を持つ男だ。今回もその覚悟でいるのか——。周東の答えは明快だった。

4月に再合流したソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】
4月に再合流したソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)