石川、長谷川を救った又吉克樹「背負うほど大した人間じゃない」 “鉄腕”を突き動かす危機感

  • 記者:長濱幸治
    2024.08.09
  • 1軍
ソフトバンク・又吉克樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・又吉克樹【写真:荒川祐史】

小久保監督は又吉を絶賛「きょうは何といっても又吉」

「何でも屋」の神髄が表れた投球だった。8日のロッテ戦(ZOZOマリン)で3点リードの6回。2番手の長谷川威展投手がロッテ打線に1点を返され、なお無死一、二塁の場面でバトンを受けたのが又吉克樹投手だった。

 相対したのはリーグトップの打点をマークしているソト。「この前(7月15日の同戦)にホームランを打たれていたので、次に対戦するときはどうやって抑えようかなと考えていたことが、きょうにつながったと思います」。外角スライダーを引っかけさせた打球は三塁への力ないゴロとなり、結果は注文通りの併殺打。続く佐藤も中飛に仕留め、この日最大のピンチをしのぎきった。

「やっぱり、きょうは何といっても又吉。あそこをゼロで返ってきた又吉。ピッチャーでは又吉が(この日の)MVPですね」。試合後の小久保裕紀監督はやや興奮気味に、完璧なリリーフを披露した右腕への賛辞を惜しまなかった。先発の石川柊太投手、2番手の長谷川を救った又吉は何を思ってマウンドに上がったのか。

ソフトバンク・又吉克樹【写真:小林靖】
ソフトバンク・又吉克樹【写真:小林靖】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)