大学同期は支配下指名、苦しんだ2年目 念願の支配下昇格…三浦瑞樹が引っ越し先に込めた“覚悟”

  • 記者:上杉あずさ
    2024.07.25
  • 1軍
会見に臨んだソフトバンク・三浦瑞樹【写真:竹村岳】
会見に臨んだソフトバンク・三浦瑞樹【写真:竹村岳】

3軍が主戦場だった昨季は「もうほとんど苦しかった」

 3年間で何度も光と闇を味わった。それでも負けじとコツコツと歩みを進めてきた。育成3年目の夏、ついに掴んだ支配下への切符。プロ野球選手としての本当のスタートはここからだが、報われた苦労と思いに祝福とエールを送りたい。

 2021年の育成ドラフト4巡目で東北福祉大から入団した三浦瑞樹投手が念願の支配下登録を勝ち取った。盛岡大付高時代は春夏3季連続で甲子園に出場して通算4勝。大学では1年春からリーグ戦、全国大会でも登板し、チームの主力として投げ続けてきた。高校、大学と全国の舞台で実績を積み重ねてきた実力派左腕だったが、プロ入りは育成だった。

「選ばれるかどうか心配でした。スカウトさんとスタッフさんには『今の状態だと厳しい』と言われていて…」。ドラフト前には不安しかなかった。置かれた状況は決して楽観できるものではなく、それを自分でも理解していた。そんな中で迎えたドラフト当日。東北福祉大の同期である大竹風雅投手が先にソフトバンクから5位指名を受けた。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)