有原航平に「ノーノー逃した後の姿こそエース」 倉野コーチが絶賛した“8回のマウンド”

  • 記者:長濱幸治
    2024.06.26
  • 1軍
ソフトバンク・有原航平(左)と倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・有原航平(左)と倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)【写真:竹村岳】

7回1死までノーノー…有原がリーグ単独トップの7勝目をマーク

 まさに「宝石」のような輝きを見せた。25日のオリックス戦(京セラドーム)で7回1死まで無安打無得点の快投を見せた有原航平投手だ。太田にこの日初安打となる右前打を許してから4連打で2点を返され、1点差にまで迫られたが、何とかリードを保ったまま7回を105球で投げ終えた。

 直後に味方打線が4点を奪い、リードは5点差となった。球数的にも、展開的にも交代していい場面に思われたが、右腕は8回のマウンドにも上がった。10球で三者凡退に仕留め、8回2失点でリーグ単独トップの7勝目をマーク。ノーノーを逃したことよりも、「チームが勝ててよかった。それだけです」。どこまでも殊勝だった。

 前回登板の11日ヤクルト戦(みずほPayPayドーム)からきっちりと2週間明け、休養十分で今回に臨んだマウンド。小久保裕紀監督も「体もリフレッシュして、調子もよさそうには見えました。あそこ(7回)で同点までいかなかったことが今日の勝因じゃないですか」と有原航平の投球をたたえた。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は、8回の投球こそがエースの姿だったと強調する。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)