首脳陣が期待する「甲斐拓也への脅威」 海野隆司に好機を託した思惑「掴んでほしい」

  • 記者:長濱幸治
    2024.05.19
  • 1軍
ソフトバンク・海野隆司【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・海野隆司【写真:荒川祐史】

5年目捕手の海野が存在感…今季先発マスク9試合でチームは6勝3敗

 5年目の海野隆司捕手が“巣立ちの季節”を迎えている。即戦力捕手の期待を受けて2019年ドラフト2位で入団したが、昨季は8試合の出場にとどまった26歳。一方で今季はここまで14試合に出場し、うちスタメンマスクは9試合と存在感を示している。18日の西武戦(みずほPayPayドーム)では、首脳陣の大きな期待を感じさせるシーンがあった。

「勝たなきゃいけないというのは間違いなく思っている。どんな展開でも勝つことが一番なので」。フル出場した18日の試合後、海野は胸をなでおろした。投手陣を懸命にリードし、3-2の勝利に貢献。これで捕手として先発した試合の勝敗は6勝3敗となった。

 海野にとって試合の分岐点になったのは1点を追う6回2死一、二塁で打席を迎えた場面だった。ベンチには代打の切り札、中村晃外野手が控えており、交代も十分に考えられたケース。「(その考えは)あるにはありました」と思いを正直に明かしたが、首脳陣の考えは固まっていた。

ソフトバンク・海野隆司【写真:長濱幸治】
ソフトバンク・海野隆司【写真:長濱幸治】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)