サイン書いた色紙を持ち去る“ド天然” ピカチュウ見間違い…支配下掴んだ24歳の素顔

  • 記者:上杉あずさ
    2024.03.21
  • 1軍
ソフトバンク・仲田慶介【写真:矢口亨】
ソフトバンク・仲田慶介【写真:矢口亨】

2021年ドラフトで最下位指名…仲田慶介が念願の支配下登録

 圧倒的な努力で掴んだ支配下登録だった。ソフトバンクの育成3年目・仲田慶介内野手は、川村友斗外野手、緒方理貢外野手と共に19日に支配下契約を結んだ。2021年ドラフト会議では、128人中128番目で名前を呼ばれる“最下位指名”から這い上がって掴んだ支配下。ひたむきな努力が実を結んだ瞬間だった。

 仲田慶介という“野球大好き人間”の行動には驚かされてばかりだった。凄まじい練習量で知られる自主トレで、筆者はここ2年、打撃投手をさせてもらっている。私自身、クラブチームで野球をしているが、1年間で最も球数を投げるのが、この仲田との自主トレだ。1球1球、ものすごい集中力や執念を感じさせながら、延々とバットを振る。

 時折「肩、大丈夫ですか?」と気遣ってくれるが、自分には一切、妥協しない。普段は謙虚な性格だが、野球に関しては「自分、がめついんで」と自認する。いつもいつも、自分が納得するまでバットを振り、打撃だけでなく、守備、走塁と、決めた練習メニューに時間をかけて黙々と取り組んできた。

段差につまずいて怪我…おっちょこちょいの一面も

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)