先発希望を伝えた上で中継ぎ継続が決定 松本裕樹が吐露した“本音”と首脳陣の思惑

  • 記者:上杉あずさ
    2023.11.18
  • 1軍
ソフトバンク・松本裕樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:荒川祐史】

「中継ぎで結果を出せたから、先発でも結果が出るかといったらそうじゃない」

 早々に来季の役割は固まった。ソフトバンクの松本裕樹投手は4年ぶりのリーグ優勝を目指す2024年シーズンもリリーフとして迎えることになった。既に首脳陣としての方針は伝えられており、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は8日に報道陣の前でも、藤井皓哉投手と共に松本を中継ぎに置くことを明言した。

 松本裕はこれまでも先発への思いを抱えていた。そんな中で、早々に中継ぎ起用を決めた意図を倉野コーチはこう明かす。

「松本は入ってきた時からよく知っている。もともと先発候補だったんで、いずれはね。中継ぎでやっと地位を確立できつつあるのに、それをまた実績のない先発に回すというより、確立しつつあるものを本物にしてしまってから次のステップに行った方が、彼の野球人生にとってもいいと思って。もちろん、チームのピースとして考えた場合に、そっちの方が、間違いなく大きな戦力になると思っているので。後ろ(リリーフ)ってすごく大事なので。松本クラスの選手が新たに出てくるっていうのはなかなかね」

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)