渡邉陸が「勝てる捕手」になるための鍵 投手陣からも好評だったフレーミングの効果

  • 記者:上杉あずさ
    2023.11.16
  • 1軍
ソフトバンク・渡邉陸【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・渡邉陸【写真:藤浦一都】

高谷コーチも驚いた「僕もびっくりしていて。こんなに違ったんだって」

 学びの秋に目を輝かせている。野手が宮崎、投手が筑後で行っているホークスの秋季キャンプ。第4クールが始まった14日から筑後の投手キャンプに渡邉陸捕手が、谷川原健太捕手と共に合流した。キャンプで学んだ“フレーミング”を、実際の投手のボールを受けて実践するために宮崎を離れたのだが、早速、その成果に手応えを感じていた。

 合流した14日にブルペンで投手陣のボールを受けた渡邉陸は「いつも以上に、ブルペンが楽しかったです」と清々しい表情だった。ホークスはこの秋、独学でフレーミングを研究してきたキャッチングコーディネーターの緑川大陸(みどりかわ・ひろむ)さんをキャンプに招へい。オフの自主トレでは甲斐拓也を指導した緑川さんから、捕手陣は今までとは違うアプローチで技術を学んだ。

 宮崎で取り組んできたのは「意識付けみたいな感じ」と、重いボールや角度のついた傾斜台を使っての捕球練習や、マシンのボールを捕るなどして感覚を磨いた。縦割りキャンプのため、宮崎で実際に投手の球を捕る機会はなく、渡邉陸と谷川原、高谷裕亮バッテリーコーチは本来の予定を変更し、第4クールのみ筑後でキャンプを送ることになった。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)