来季の“リリーフ専念”通達に胸中は? 先発か中継ぎか…藤井皓哉が抱えていた迷い

  • 記者:上杉あずさ
    2023.11.09
  • 1軍
ソフトバンク・藤井皓哉【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・藤井皓哉【写真:荒川祐史】

「1年間、役割が変わらずにやっていける方がいいパフォーマンスは出せる」

 早々に役割は定まった。ソフトバンクの藤井皓哉投手が来季はリリーフとして起用されることになった。投手陣が行う筑後キャンプ第2クール最終日となった8日、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)が「(藤井と松本裕樹は)中継ぎで話をしています。藤井がまた来年先発に挑戦するということはないです。それは藤井も理解しています」と明らかにした。

 藤井は今季、先発に転向して開幕を迎え、シーズン序盤で5勝(3敗)をマークした。脇腹の怪我から復帰するタイミングでリリーフに配置転換となり、後半戦は勝利の方程式を担った。勝ちパターンの一角として替えの効かない存在だっただけに、倉野コーチは「彼はなんだって対応してくれると思うんですけど、チームとしてこうだ、という話を監督と決めて、本人も納得して、目標に向けてやってくれると思います。チームが優勝するためには、あのピースは絶対に外せない」と全幅の信頼を寄せた。

 倉野コーチと星野順治コーディネーターと3人で行った面談の中で“中継ぎ専念”を伝えられた。その時を藤井はこう振り返る。「必要としていただいてるんで、そこは凄くありがたいなと思います。1年間、役割が変わらずにやっていける方が、いいパフォーマンスは出せるのでっていう話は、僕からもさせていただいた中で、チームとしては『後ろで』っていう話だった。そこはしっかり受け止めて、チームのために頑張っていきたいなと思います」と明かした。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)