鷹・周東佑京が227日ぶりに実戦復帰 右肩手術経て「ホッとしています」

実戦復帰を果たしたソフトバンク・周東佑京【写真:上杉あずさ】
実戦復帰を果たしたソフトバンク・周東佑京【写真:上杉あずさ】

復帰初打席で右中間へ二塁打「当たってくれて良かった」

 ソフトバンクの周東佑京内野手が12日、タマスタ筑後で行われた四国ILの香川との3軍交流戦で実戦復帰を果たした。右肩の手術でリハビリを続けており、昨年8月28日のオリックス戦(京セラD)以来、227日ぶりの実戦出場となった。

「2番・DH」でスタメン出場した周東。初回の第1打席、ファーストスイングでいきなり右中間への二塁打を放ち、復帰初安打をマークした。3回の第2打席は低めへの変化球にバットが空を斬り、空振り三振に。この日は2打数1安打でベンチへ退いた。

 交代後に「本当に試合にしっかり出られてホッとしています。8か月経って本当に戻れるのかという時期もあったので、それは本当に良かったと思います。(ヒットは)当たって良かったです」と安堵の表情を浮かべた周東。まだ守備には就けておらず「もうちょっと練習の中でいろんな動きできたり、ある程度投げても大丈夫というところができないと、まだ守れないと思う。試合になると、崩さないといけない時もある。まだそこに不安があるので、そこを除いていくところかな」。今後は試合に出ながら、徐々に状態を上げていくことになりそうだ。

 また、先発した高橋礼投手は2イニングを投げて1安打無失点2奪三振。立ち上がりに四球と死球で走者を背負ったものの、後続を抑え「全体的には真っ直ぐ高めで空振りが取れたりとか、バットが下を通っていたのは感覚的には良かった。結果よりも内容は伴っていたかな」と、まずまずの手応えを感じていた。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)