斉藤和巳監督を「裏切るわけにはいかない」 ファーム選手権の敗戦、午前1時の帰宅…岩崎峻典が心に刻んだ言葉

指揮官から「1年後、2年後にそう思えたら」
今でも脳裏に焼き付いて離れない悔しさーー。ファーム・リーグ西地区の「初代王者」として乗り込んだファーム選手権。10月3日に行われた日本ハムとのファーストステージ(静岡・しずてつスタジアム草薙)で先発のマウンドを託されたのは、岩崎峻典投手だった。結果は4回0/3を投げて9安打6失点。4四死球に1暴投と制球にも苦しみ、チームを勝利へ導くことはできなかった。
2年目の今季は春季キャンプ中に右肩を痛めて途中離脱した右腕。地道なリハビリを重ね、5月末にようやく実戦のマウンドに戻ってきた。復帰後は2軍で12試合に登板し、7勝1敗、防御率2.39と好成績をマーク。そんな中で託されたのが、負ければ終わりの“大一番”だった。
「いつもの公式戦よりも、やっぱり緊張もしていたし、気持ちも入っていたんですけど。真っすぐが走らなかったり、ボール先行になっちゃったり、インコースを通せなかったり……。準備をしてきたものが自分が思っているように出せなくて、乗っていけなかったです」
降板後は、ベンチからただ試合を見つめることしかできなかった。今も忘れられないという敗戦後の光景と、同僚右腕に伝えた謝罪の言葉。そして気持ちが晴れないまま迎えた翌日。気持ちが沈んでいた右腕を前へ向かせたのは、斉藤和巳2軍監督の言葉だった。「あの試合でお前を選んでよかった、と思わせてくれ」――。
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この先で分かる3つのこと
同僚の北斗投手に「ごめん」と謝った本当の理由
試合後の帰路、岩崎の心をえぐった「ある光景」
失意の翌日、斉藤和巳監督が隣で語った熱い言葉
試合後の帰路、岩崎の心をえぐった「ある光景」
失意の翌日、斉藤和巳監督が隣で語った熱い言葉

斉藤和巳2軍監督からかけられた言葉
(森大樹 / Daiki Mori)