周東佑京も絶賛した鈴木豪太の火消し ベンチで思わず聞いた問い…驚きの返答が「1年目とは思えない」

  • 記者:福谷佑介
    2026.10.21
  • 1軍
鈴木豪太と周東佑京【写真:栗木一考】
鈴木豪太と周東佑京【写真:栗木一考】

満塁の窮地脱する火消しに「すごいな、と思いましたね」

 日本シリーズ進出の立役者と言っていいだろう。ホークスは14日から日本ハムと戦ったCSファイナルステージで、3連勝を飾って突破を決めた。1試合の重要度も、かかるプレッシャーも段違いの短期決戦。相手に行きかけた流れを食い止めたのが、鈴木豪太投手だった。

 決戦は想定外の展開で幕を開けた。14日の初戦、みずほPayPayドームのマウンドに立ったのはエースのリバン・モイネロ投手。ただ、球は走らず、制球も安定しない。初回2死一、三塁はなんとか無失点で切り抜けたが、2回には同点に追いつかれた。3回には無死満塁の大ピンチを招き、柴田の犠飛で勝ち越された。

 モイネロが3回途中で6安打4四死球3失点の大乱調。予想だにしない展開で2点のビハインドを背負い、本拠地の空気は凍りついた。短期決戦の初戦、しかもエースの誤算。ここで崩れていれば、シリーズの流れそのものを失っていた可能性もあった。

 水野に押し出し四球を与えて3点目を失ったところで、首脳陣はモイネロ交代を決断。送り込まれたのがルーキーの鈴木豪だ。2死満塁で登板した右腕は臆することなく腕を振り、山縣を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱した。さらに回を跨いだ4回も3者凡退。この直後、打線が打者一巡の猛攻で5点を奪って逆転し、鈴木豪には勝利投手の権利が転がり込んだ。

 大事な初戦、そしてシリーズ全体の行方を左右しかねない場面。堂々たる投球で窮地を乗り切った右腕に、感嘆の言葉を漏らす人物がいた。

「すごいな、と思いましたね」

 こうこぼしたのは、その投球をセンターの位置で見ていた周東佑京外野手だった。あまりにも落ち着き払った姿。背番号23はベンチに戻ると、率直な疑問を鈴木豪にぶつけてみた。プロ1年目の23歳から返ってきたのは、さらに驚きを誘うものだった。

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この先で分かる3つのこと

周東佑京が思わず聞いた質問、鈴木豪太が返した言葉
自らの牽制死を救った好投に、周東佑京が抱いた感謝
CS初出場の代走で、周東佑京が直面した極限の緊張感

初めてのCS出場の緊張を知るからこそ「すごい」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)