周東佑京の執念と“意地” 3年間で掴んだレギュラーの座…枯れることのない野望「本物になりたい」

  • 記者:竹村岳
    2026.10.13
  • 1軍
周東佑京【写真:加治屋友輝】
周東佑京【写真:加治屋友輝】

小久保監督が「佑京はようやく本当のレギュラーかな」

 今季咲かせた大輪の花は、積み上げた歳月の証明でもある。確固たる地位を築き上げ、いくつものキャリアハイを更新。「ホークスのレギュラー」となった今もなお、周東佑京外野手が追い求めるのは「本物になりたい」という枯れることのない渇望だった。

 今年も多くの新星が現れ、パ・リーグ3連覇を成し遂げた。レギュラーシーズンの終盤、小久保裕紀監督はこう語った。

「1年成績を残す選手なんていっぱいいる。ファンや、首脳陣の評価もそうですし、1年やったという選手は星の数ほどいるので。佑京がようやく本当のレギュラーかな。それ以外はまだまだ本当のレギュラーじゃないですよ」

 2024年に初めて規定打席に到達した背番号23。翌年は惜しくも届かなかったが、430打席に立ち、110安打を放った。そして、今シーズン――。試合数や安打数でキャリアハイを更新。球界屈指の中堅の守備では何度もチームを救った。

 一切の隙すら見せない小久保監督が口にした「レギュラーになった」という褒め言葉。3年間かけて見せてきた周東の成績を認めた瞬間だった。しかし、本人はこれをきっぱりと否定する。30歳のチームリーダーを突き動かしているのは「本物になりたい」という果てしない渇望。「レギュラー」という基準を踏まえて、自身の3年間をどのように振り返るのか――。

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栗原陵矢に声をかけられる周東佑京【写真:栗木一考】
栗原陵矢に声をかけられる周東佑京【写真:栗木一考】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)