栗原陵矢「練習を続けてきて良かったと思います」
ソフトバンクは8日、みずほPayPayドームで全体練習を行った。2026年シーズンで個人タイトルを獲得した杉山一樹投手、栗原陵矢内野手、周東佑京外野手、近藤健介外野手の4人が取材に応じた。4年連続5度目の盗塁王に輝いた周東は「去年、一昨年に比べればタイム的にも上がっている」と自らの成長に言及。さらに後輩の庄子雄大内野手について強烈なライバル心も口にした。40本塁打を放ち、初タイトルを獲得した栗原が「自信になった」と挙げた渾身のアーチとは? 栄冠を手にした選手たちのコメントをお届けする。
会員になると続きをご覧いただけます
この先で分かる3つのこと
栗原陵矢が語る不安を打ち消した「自信の1発」とは
「庄子にはまだ早い」周東佑京が語ったライバル心とは
土台は崩さない…近藤健介が唯一こだわるタイトルの魅力
最多セーブ
(2年連続2度目、35セーブ)
杉山一樹投手
(左手骨折による)離脱もありましたし、失敗もあったので。やり切った感じはあまりないですね。(悔しさの方が大きい?)馬鹿なことをしたなと思います。(離脱中は)色々とメカニックを見つめ直す期間にはなりましたけど、人として成長していかないといけないです。(35セーブという成績は、投手としてレベルアップした証では?)去年は勢いのままいってしまった。今年で言うと、失敗した後と失敗するまでの考え方は違いますし、よりそこ(準備)にも時間を使うようになったので。そういう意味ではいい経験になったと思います
最多本塁打、最多打点
(いずれも初、40本塁打、118打点)
栗原陵矢内野手
『何か突出したものがないと』と自分でも思っていましたし、『何か打撃タイトルを取りたい』と近藤さんとも話したりはしてきました。じゃあ自分は何を目指すかとなった時に、ホームランを打つ人はいっぱいいるし、打率を残せるタイプでもない。すごく中途半端な選手だなと感じていたんですけど、打点を目標にして、これだけ重ねられたのは野球選手としての技術、考え方が上がったのかなと思うので。そこは自分の中ですごく嬉しかったです。考えること、練習することを続けてきてよかったなと思います
(今年はホームランが増えるぞと感じた瞬間は?)交流戦で(巨人の)金丸くんから打ったホームランが、自分の中ではすごく印象に残っています。こういう打ち方ができて、ホームランになるんだと思ったのが、あの打席でした。それまでは『ホームランがいつ出なくなるんだろう』とか『今日打てるのかな』という不安がありましたけど、その中で出た1本は自信になりました
最多盗塁
(4年連続5度目、30盗塁)
周東佑京外野手
最初から『盗塁王を狙う』とかではなくて、1年間しっかりと出れば(タイトルが)ついてくると思ってやっています。年々キャッチャーのレベルも、ピッチャーのクイックの速さも上がっているので、難しくはなってきている。ただ、そこはチームから一番求められている部分でもありますし、これだけ自由に走らせてもらっているので。去年と一昨年に比べればタイム的にも走れていますし、よかったのかなと思います
(リーグ2位は22盗塁の庄子雄大選手だった。庄子選手が追い上げてくれば「負けられない」と感じる?)庄子がスタートを切った球をファウルにしますね。走る前に打ちます。(周東選手なりの本音?)庄子にはまだ早いと思わせたいですね。そんな簡単に取られても面白くないじゃないですか
最高出塁率
(2年ぶり5度目、出塁率.431)
近藤健介外野手
個人的には1番こだわっているタイトルなので、本当に良かったです。元々は塁に出て、チャンスを作るというスタイルでやってきました。ホークスに移籍して長打が増えていますけど、そこの土台は崩したくないなと常に思いながらやってきたので。長打が増えた分、当然ボール球を振らせにくる配球が増えてきますし。当然、全部のボールを振りにいって見逃すというのが1番いいんですけど、しっかりと研究しながら打席には立っているので。その結果かなと思います
やっぱり野球は27個のアウトを取られたら終わるので。その中でアウトを取られないことを一番大事にしていますね。野球は確率のスポーツだと思うので、そういうバッターになりたいと思っていましたし、それは今も変わらないかなと。個人的に数字の面ではいいかなとは思うんですけど、月ごとに見てみると波があったかなと思いますし、自分の感覚としては『よくこういう数字が残ったな』という思いが大きいので。本当に運もありますし、やっている感覚的には正直2023年の方が良かったかなという感じはあるので。また来年、より自分のものにしていけるようにやっていければと思います
(竹村岳 / Gaku Takemura), (長濱幸治 / Kouji Nagahama)