上沢直之が覗かせた“兄貴肌”…前田悠伍ら2桁トリオは「良い成長だった」 2年連続2桁勝利も無関心だったワケ

  • 記者:長濱幸治
    2026.10.02
  • 1軍
笑顔を見せる上沢直之【写真:栗木一考】
笑顔を見せる上沢直之【写真:栗木一考】

1日の楽天戦で7回8K1失点の好投

 苦しみ抜いたレギュラーシーズンで、上沢直之投手が「ラストチャンス」をものにした。先発投手としての一つの“勲章”ともいえる2桁勝利。2年連続での到達は、チームの大黒柱としての証でもある。「よかったですね、勝てて」。そう笑みを浮かべた右腕だが、5カ月ほど前にはこの結末を想像すらできなかった。

 1日に行われた楽天戦(楽天モバイル最強パーク)で、レギュラーシーズンの最終登板に臨んだ右腕。味方が序盤から得点を重ねる中で、快調にアウトを積み重ねていった。7点リードの3回にソロを浴びたものの、失ったのは1点のみ。7回6安打無四球1失点、8奪三振の好投で今季10勝目をマークした。「今日はフォアボールもなかったですし、打線が点を取ってくれたおかげです」。上沢は味方への感謝を忘れることはなかった。

 開幕投手として臨んだ2026年。2桁勝利への道のりは決して平たんではなかった。約5カ月前、同じ仙台の地で味わった“絶望”。1カ月ほどの離脱を味わいながら、戦い抜いたレギュラーシーズン。上沢が見せた笑みの「舞台裏」に迫った。
 

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

右肘が「飛んだと思った」…5か月前に味わった絶望とは
2年連続2桁勝利に右腕が「無関心」だった意外な理由
2桁勝利を挙げた3人の後輩たちへの本音「良かった」

後輩たちの2桁勝利に「いい成長だったんじゃないですか」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)