監督室で「僕、もうダメかもしれないです」 肩も肘もパンパンだった春先…北斗の支配下の裏にあったドラマ

  • 記者:森大樹
    2026.09.17
  • 2軍

北斗が果たした下剋上…裏側にあったドラマ

 ホークス2軍は16日、ファーム・リーグ西地区優勝を飾りました。鷹フルでは、さまざまな角度から2026年を振り返っていきます。今シーズン、7月1日に支配下登録された育成8位ルーキーの北斗投手。昨年のドラフトでは全体116番目、12球団の「ラスト指名」となった男が駆け上がったシンデレラストーリー。その裏側には、様々な苦悩がありました。「僕、もうダメかもしれないです」ーー。監督室で口にした本音の真意とは。

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 一般受験で沖縄・興南高に入学し、中大では準硬式野球部でプレーした異色の経歴を持つ22歳右腕。「準硬式出身、しかも最下位指名で入団して。そこから活躍することで、色々な人に夢を与えられると思うので。そんな存在になれたらいいなと。1年目にしては、ちょっと上手くいきすぎているかなというくらいです」。プロ初登板初先発を果たした7月4日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)。2回8失点で黒星を喫する苦いデビュー戦とはなったが、1年前には硬式ボールすら握っていなかった北斗がプロとしての第一歩を刻んだ瞬間だった。

 準硬式からプロの世界へ。「今年はまずボールに慣れることを目標にしていたので」。この1年間を振り返って脳裏をよぎったのは、キャッチボールすらできなかった”ある日”の記憶。「やばい。絶対に怪我する」。順調なステップアップを刻んできたかに見える右腕が直面していた苦しみに迫る。

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7月4日のロッテ戦で先発のマウンドに上がった北斗【写真:栗木一考】
7月4日のロッテ戦で先発のマウンドに上がった北斗【写真:栗木一考】

「もう1回1軍に」掲げる目の前の目標

(森大樹 / Daiki Mori)

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