杉山一樹が吐露した守護神の苦悩 上沢直之に言葉を掛けられても貫いた“自責”「結果がダメなら意味が無い」

2年連続30セーブ到達も「気にしていない」
守護神として実質2年目の今シーズンは、苦しみの連続だった。はっきりと視界に入っているゴールを前にしても、杉山一樹投手が気を緩めることはない。「いくら一生懸命やっていたとしても、結果がダメなら意味が無いので」。その言葉には、与えられた役割への強い覚悟がにじんでいる。
10日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)、1点リードの9回に登板した杉山が相手打線を“制圧”した。先頭から2者連続三振を奪うと、最後は水谷をフォーク3球で空振り三振に仕留めて試合を締めくくった。圧倒的な投球で2年連続となる30セーブ目を挙げた右腕だが、試合後は「気にしていないです」と一言。喜びの色さえ見せなかった。
一つの節目にたどり着いたこの日、試合前に杉山はこう明かしていた。「今シーズンは楽に投げられた試合は1つもない。しんどいですよ」。振り返ったのは前日9日の登板だった。シーズン最終盤であることに加え、右腕にはどうしても失敗できない理由があった。「2度も潰していたので」――。
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この先で分かる3つのこと
前日の悪送球でピンチ…守護神が見せた意地の3者連続三振
上沢の勝ちを2度消した杉山…掛けられた言葉にも貫いた自責
守護神・杉山が語る「裏での頑張りはどうでもいい」の真意
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上沢への感謝「人柄というか、兄貴肌な人なので」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)