木村光の脳裏に焼き付く悔しさ 茶髪から黒髪へ…行動の背景にあった「情けなくて、恥ずかしい」

  • 記者:森大樹
    2026.08.30
  • 1軍
オリックス戦に登板した木村光【写真:加治屋友輝】
オリックス戦に登板した木村光【写真:加治屋友輝】

木村光が9日ぶりの登板…口にした覚悟

 苦悩の末、思い立った行動には右腕の覚悟が表れていた。29日に京セラドームで行われたオリックス戦。1点ビハインドの7回、木村光投手がマウンドへ上がった。ヒットと2四球で2死満塁のピンチを招いたが、最後は山中を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。追い上げるチームにとっても、背番号68にとっても重要な意味を持つ1イニングだった――。

 プロ4年目の2026年シーズン。自己最多の35試合に登板して、3勝0敗10ホールド、防御率2.73の成績を残している。開幕から9試合無失点を継続するなど、序盤はブルペンの柱として支えてきた。しかしゼロを並べられない試合が続き、これまで2度の2軍降格を味わうなど徐々に登板機会を減らしている。

 そんな中、チームが25日からビジター6連戦を迎えるにあたって、右腕に大きな変化があった。「茶髪から黒にしたのは遠征が始まる前くらいですね」。心機一転、髪も短くしてグラウンドへ。ふとした変化ではあったが、これは気分を変えるだけではなく、しっかりと意味を持たせた行動だった。20日の日本ハム戦(エスコンフィールド)以来、9日ぶりの登板。口にした強い危機感と覚悟の言葉とはーー。

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この先で分かる3つのこと

2被弾の屈屈から一新、木村光が黒髪に込めた本当の覚悟
状態良きも重なる失点、プロで生き残るため直面する壁とは
苦悩の先に見立てた、「全部うまくいかない」から得る充実
茶色から黒へ髪色を変えた木村光【写真:竹村岳】
茶色から黒へ髪色を変えた木村光【写真:竹村岳】

「充実していますよ」…右腕が自覚する壁

(森大樹 / Daiki Mori)