笹川が4安打、藤野が先制3ランを含む3安打の活躍
ソフトバンクの2軍は12日、タマスタ筑後での広島戦に14-2で大勝した。4回に藤野恵音内野手が左翼へ2号3ランを放ち、先制に成功。7回には笹川吉康外野手の2点適時打、野村勇内野手の2点適時三塁打、緒方理貢外野手の適時打、藤野の適時三塁打などで一挙7点を挙げた。8回にも秋広優人内野手の3点適時三塁打などで4点を追加した。
左肘痛から復帰し、約2か月半ぶりに2軍戦で先発した大野稼頭央投手は、4回3安打4奪三振無失点の好投を見せた。2番手・岩崎峻典投手は4回4安打1四球2失点。9回は大竹風雅投手が無失点に封じた。試合後に取材対応した斉藤和巳2軍監督は大野の投球を評価。そして練習開始前に高橋隆慶内野手にかけた言葉を明かした。主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
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地区最多7勝の岩崎峻典に斉藤監督が語る「1軍への壁」
大野投手がリハビリから復帰後、2軍戦初登板となった。
「2軍戦の初登板としては、ストライク先行でうまく投げられたのかな。でも、まだ2軍に合流したわけではないので。これから球数を増やしていく段階。でも久々に2軍戦で投げた割には、しっかりボールも操れていたので。これをやっぱり続けていかないとね」
岩崎投手は4回2失点の投球。
「意図は見えた。低めへの意識だったり、右バッターへのインサイドとか。積極的に自分のテーマだったり、持ち味をしっかりと課題としてマウンドに上がっている姿は個人的には見受けられた。でも、それだけで満足していたらダメなので。両サイド、高低も上手く使いながら、どうやって自分の持ち味を出すか。『岩崎』というピッチャーの色をどうやって出していくか。正直、すごいボールがあるわけでもないので。もっと詰めていく作業は、引き続き必要にはなってくるね」
ここまで地区トップの7勝を挙げている。勝利がついてくるのは、試合を作っている証でもある。
「キャンプで怪我をして、出遅れた部分はあるけど。昨年の状態から考えると今年は少しずつ上がってきたし、昨年よりも色々なことを考えながらトライできるようになった。ただ、大卒2年目のピッチャーなので。そういったところを考えると、もっとやらないといけないこともある。それを残された時間の中でクリアしていきながら、1軍の戦力と見られるようにならないといけない。2軍で7勝したからといって、それが最大の評価になるかというと、そうではないと思う」
藤野選手はあと二塁打でサイクル安打。先制3ランも飛び出した。
「あ、そうやったの? でもこうやって結果が出るのは、特に育成選手に関しては色々と難しい時期でもあるので。来季に向けた戦いはもう始まっている。これに満足せず、日々努力、継続、意識を高くやっていけるかどうか」
緒方選手が4試合で5盗塁とアピールしている。
「どんどんスチールはしてもらって結構なので。理貢に関しては、特に足というところが期待されている部分もある。ただ『自分は足だけ』と思い込むと、色々な成長の妨げになる可能性もあるので。足はもちろん、守備も含めて、あとは大きな課題のバッティングね。そういうところも自分で伸ばしていく気構えがないと。やっぱり走塁や守備は、若い選手もそこらへんをクリアしていくと、どんどんライバルが現れてしまうので。走塁だけじゃなく、常に走攻守3つで成長するという気持ちでやってもらいたい」
今日の集合で高橋隆慶選手へ声をかけていた。何か気になることがあった?
「いや、気になることなんてみんないっぱいあるよ(笑)。1年目ではあるけど、彼の場合はある程度の年齢を過ぎてからの入団なので。本当に1年が大事になってくる。一回1軍には上がったけど、ほとんど2軍にいるわけで。この現状というのは、色々と受け止めないといけない部分もあるし、2軍に慣れてもらっても困るので。これはもうみんなに言えることだけど、2軍ではそのあたりの年齢は。もう上(の年齢)になるんで。『2軍だからこれくらいでいいだろ』と思っていたら、足元をすくわれるので。そういう話は少しずつ、みんなにしているつもりではあるけど」
(森大樹 / Daiki Mori)