前田純は8回途中3失点と好投
ソフトバンク2軍は4日、楽天モバイル最強パークで行われた楽天戦に6-3で競り勝った。1点を追う7回にイヒネ・イツア内野手の犠飛で同点に追いつくと、8回2死一、三塁で廣瀬隆太内野手が左中間ホームランゾーンへの3号3ランを放ち、勝ち越しに成功。9回にも相手のミスに乗じて1点を追加した。
先発の前田純投手は初回2死から死球も挟んで4安打を浴びるなどして2点を先制されたが、その後は復調。7回までゼロを並べ、8回途中3失点と試合を作った。その後は岩井俊介投手、大竹風雅投手が無失点リレーでリードを守り切った。試合後に取材対応した斉藤和巳2軍監督は2安打3盗塁と活躍したイヒネにあえて“注文”を口にした。また、廣瀬に対してノーサインを貫いた真意を明かした。主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
指揮官が廣瀬の打撃に対し「考えることがない」理由
イヒネに対して指揮官があえて口にした「注文」
前田純に見えた指揮官の「真っすぐへのこだわり」
前田純投手は2回以降立ち直った印象だった。
「まあ、そうね。藤田(悠太郎)もうまく工夫して、リードしてくれたというところだと思うけどね」
逆に課題と言えば、初回の集中打のところになる?
「そこというよりも、毎回言っているけど、やっぱり真っすぐの質よね。そんなにスピードがあるわけでもないので。それでも純のいい時は真っすぐで空振りが取れたり、ファウルを打たせながらカウントを整える。真っすぐを意識させながら、カーブだったりチェンジアップだったりで勝負ができると思うので。個人的にはやっぱり真っすぐの質(が課題)かなとは思っているけどね」
3回はイヒネ選手が安打で出塁した直後の初球に二盗を決めた。そこで相手先発の前田健太投手のリズムを崩せた形になった?
「スタートも良かったしね。最後(9回)も牽制で危なかったところ(きわどいタイミング)はあったけど、その後どうかなと見ていたら、すぐにスタートを切れていたので。勇気を持ってスタートできたというところは、次に活かしてほしいなと思いますけどね」
今日は2安打3盗塁。故障による離脱もあったが、ようやく彼らしさが出てきた?
「まあ、とりあえず今日はね。彼の場合はちょっと気持ち的な浮き沈みがあったりもするので。それがあるうちは、なかなか結果が安定するということは、難しい部分があると思う。これはイヒネに限らずね、2軍以下の選手はそういう部分での未熟さがあるので。やっぱり自分自身をコントロールできない限りはね、色んなことがコントロールできないので。そのあたりはみんな課題ではあるけどね」
廣瀬選手の3ランは完璧だった。
「隆太はもう打つ方はね、(2軍に)落ちてきた時からすごくいい状態なので、だから終盤に1点差で負けていた場面(1点ビハインドの7回無死一、二塁)でも作戦なんて何にも考えることもなかったですし。1軍だったら送りバントのサインは出るかもしれないけど、今の隆太の状態なら(打たせようと)。結果はサードゴロになってしまったけどね。個人的には、状態が良いなら打った方が得点の期待はできるかなと。下位打線に回るところでもあったので。打った方が得点の確率は高いかなと思って。それくらい状態は良いと捉えているけどね」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)