前田悠伍は「NPBで最もピンチに強い男」 スイッチが入る意外な瞬間…海野隆司も舌を巻く“能力”

7回4安打無四球無失点で無傷の7勝目
20歳の“特殊能力”が存分に発揮されたシーンだった。「どんな場面でも気持ちで負けることはないので」。ふてぶてしさすら感じさせるマウンドでの佇まい――。最大のピンチにも動じることなく、前田悠伍投手がスコアボードに7つ目のゼロを刻んだ。
3-0で快勝した19日のロッテ戦(ZOZOマリン)。6回まで相手に二塁を踏ませることなく、快調にアウトを積み重ねていった左腕がピンチを迎えたのは7回だった。安打2本で1死一、二塁を背負ったが、表情は涼しいまま。井上を内角高めの直球で空振り三振に仕留めると、続く佐藤も低めのフォークでバットに空を切らせた。ここぞの場面での2者連続三振。7回4安打無四球無失点、8奪三振の快投で無傷の7勝目を手にした。
「もう本当に素晴らしいね。(今年の活躍は)想像以上ですよ」。試合後に球場を後にした三笠杉彦GMの表情が、20歳左腕の充実ぶりを物語っていた。特筆すべきはピンチでの無双ぶりだ。ここまで得点圏に走者を置いた場面では、35打数に対して許した安打は2本のみ。「得点圏被打率」は驚異の.057だ。これは30打数以上に限れば、12球団でナンバーワンの数字だ。なぜ前田悠はピンチに強いのか――。本人、そして海野隆司捕手の言葉から真相に迫った。
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この先で分かる3つのこと
ピンチになぜ強い? 20歳が語る「意外なスイッチ」の正体
バッテリーを組む海野隆司が明かす前田悠伍の“驚異の能力”
小久保監督も舌を巻く、3年目とは思えない覚醒のメカニズム
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海野隆司が証言「ピンチの時ほど四隅に来る」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)