山本祐大の“行動”に「流石やな」 藤田悠太郎がサヨナラ犠飛も…斉藤和巳2軍監督が大絶賛した「前の打席」

  • 記者:森大樹
    2026.07.19
  • 2軍
サヨナラ勝ちを収め、ファンにあいさつするホークスナイン【写真:森大樹】
サヨナラ勝ちを収め、ファンにあいさつするホークスナイン【写真:森大樹】

小林は8回1失点の好投…藤田がサヨナラ犠飛

 ソフトバンクの2軍は19日、ファーム・リーグの広島戦(タマスタ筑後)に4-3で逆転サヨナラ勝ちを収めた。先発・小林樹斗投手は8回8安打6奪三振1失点と好投。打線は8回、藤田悠太郎捕手の適時打で同点に追いつくと、試合はそのまま延長タイブレークに突入した。

 10回表にルイス・ロドリゲス投手が犠牲フライを2本許し、2失点。しかしその裏、笹川吉康外野手の2点適時打で同点に追いつくと、藤田がサヨナラ犠牲フライを放ち、試合を決めた。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督のコメントは以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

サヨナラ犠飛よりも指揮官が大絶賛した「前の打席」
山本祐大の行動に、斉藤監督が「流石やな」と唸った理由
猛練習に励む藤田へ、斉藤和巳監督が最後に放った「愛のムチ」
小林投手が8回1失点の好投。
「前半はちょっとフォークがなかなか思い通りに決まらず、ちょっと浮いているかなという感じでしたけど、中盤以降はうまく両サイドを突きながら。フォークも少しずつ低めに決まるようになってきたかなと思います」
小林投手は監督の目から見て、「あと一つこれがあれば」という部分はある?
「ピッチングスタイルというところで、どういうアウトを取るピッチャーなのか。真っすぐもいいボールは持っているし、落ちるボールももちろん持っているけど、そのあたりの精度が良くなれば。横の変化を持っているピッチャーなので、両サイドというところはもちろんあるけど、落ちるボールも持っているので。縦の変化でも勝負ができれば、より真っすぐが活きやすくなるかなという感じがするので。三振も取れるピッチャーではあるんだけど、基本は両サイドをしっかりと、という感じですね」
山本祐大選手がきょうもヒットを放った。
「昨日もフルで出て、動き的にも若干疲れは見えるかなという感じはするけどね。リハビリから復帰して、この炎天下の中でやっているので。そのあたりは少し疲れは感じますけど。でも試合の中での動きを含めては、もうこちらとしては何ら問題はないと思いますけどね」
あとは1軍首脳陣の判断。
「そうですね。1軍がどういう判断をするかというところ。こちらとしては準備は整ったというか、整いつつあるかなという感じで見てますけどね」
山本祐選手が出場している中で、2軍にもたらしている好影響は?
「もちろんキャッチャーなので、キャッチャーのミーティングであったり、バッテリーミーティングであったりも出てくれているので。それはキャッチャーに関しては当たり前のところなんですけど。そのあたりの『言語化』はしっかりしているなという感じはするし、そういったところはやっぱり若いキャッチャーも勉強になっているんじゃないかな。これはもう嶺井に関しても同じで、やっぱり実績や経験があるキャッチャーは、自信を持って発言しているので。ただ一方通行の発言ではなくて、ピッチャーとしっかりコミュニケーションをとった発言であったり、それはもう試合の中でも表れている。そういったところは若いキャッチャーはすごく勉強になっていると思うし、そういう選手がいてくれるのは本当に助かるよ、こちらとしてはね。我々が言うより、やっぱり選手は先輩だったり、実績のある選手から言われる方がより耳に入りやすいというところもあるし、目にも映りやすいので」
初めて組むピッチャーがほとんどだが、引っ張っているように見える。
「なんとか引き出そう、引き出そうとしてくれているのは見受けられるので。ただ全てが上手く引き出せるわけでもなくて。やっぱり1軍の投手よりも、2軍以下のピッチャーというのは、全てが構えた周辺に来るわけではないので。なかなか難しいこともあったと思うんですけど。そういう中でも色々と映像も見てくれていて。会話を聞いていたら、復帰1戦目の時にはもう、色々と映像は見ているような感じがしたので。『流石やな』っていうね。全部準備をして2軍に来てくれているんだなと。そういったところは、やっぱりさすがと感じたね」
木村光投手が6試合連続無失点。
「2軍に落ちてきた時よりは、やっぱり少しずつ上がってはきているので。球の精度も上がってきているし、変化球は特に投げるたびに質も上がっているかなと。真っすぐも初めの頃よりも力強くなっているので。ただ春先のいい時のボールかと言われると、もう少しかなという感じするけど。ある程度状態は上がってきているなと見ていますけど」
藤田選手が試合を決めた。
「途中出場で犠牲フライで決めてくれたけど、その前の打席やね。3ボールから打てのサインを出して、まさか本当に振るとは思っていなかったので。振っていいんだけど、あれって結構勇気がいるので。3ボールでも打てのサインはみんなに出したりしているので。ただ、やっぱり3ボールから打つというのは勇気が必要だと思う。もし凡打してしまったらというのも絶対に頭によぎると思うので。そういう邪念がなかったのかな。よくあの場面で3ボールからスイングをかけて、ちょっと詰まっていたけど、それがいい結果に結びついて。最後の犠牲フライよりも、あそこの腹の括り方が良かったなと思っていますけどね」
最近はヒットが出ていなかった。
「こうやって途中出場して、キャッチャーはまず守りと言われるけど、やっぱりバッターなので。打ちたい、結果を残したいというのは誰もが思っているので。こういう少ないチャンスの中で、結果を残してくれて良かったです」
毎日アーリーワークでスローイングの練習をしている。
「スローイングだったり、打つ方ももちろんやっているし。スローイングに関しては本人も課題の1つと受け止めているので。そこも自らコーチにお願いして、スローイングの練習もしている。それが今日の練習とかを見ていると、良くなってきているなと。今度スタメンマスクを被ったときに、守る方も打つ方も活躍してくれたら、こちらとしては嬉しい限りですけどね。でもそんな大きな期待をすると、あいつは裏切ってくるから(笑)」

(森大樹 / Daiki Mori)

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