9勝目も大津亮介が見せた“怒り” 振り上げたグラブは「悔しさしかない」…指揮官が“人差し指”を立てた意味

  • 記者:長濱幸治
    2026.07.19
  • 1軍
2点打を浴び、グラブを振り上げる大津亮介【写真:栗木一考】
2点打を浴び、グラブを振り上げる大津亮介【写真:栗木一考】

今季最短の5回で3失点も…リーグ2位の9勝目をマーク

 打球が一、二塁間を破り、走者2人がホームに返ってくると、大津亮介投手はグラブを自身の右脚に強くたたきつけた。怒りすら感じさせた表情は一瞬だけ。「オーケー!」。自らに言い聞かせるように声を上げ、マウンドに戻った。その姿に見えたのは、9連戦の初戦という重要な役目を任された男の“気概”だった。

 18日のロッテ戦(ZOZOマリン)。先発の大津は確かに苦しんだ。初回から1点を失うと、5回には2つの四球と安打で2死満塁を背負う。ここで安田に2点打を右前に運ばれた。今季最短となる5回で降板し、3失点。リーグ2位の9勝目を挙げたが、右腕の表情は晴れなかった。

 5回終了後、交代を告げるために大津のもとを訪れた小久保裕紀監督は、人差し指を立てるジェスチャーを見せながら右腕に言葉をかけた。その行動に込められていたのは、揺るがぬ“信頼”だった。「あれはですね……」。大津が明かした思いに迫った。

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この先で分かる3つのこと

監督が人差し指を立てた理由…その舞台裏
倉野コーチが「寂しい」と漏らした真意
怒りを隠さなかった右腕の「次なる覚悟」
大津に対して人差し指を立て、声をかける小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
大津に対して人差し指を立て、声をかける小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

倉野コーチの期待がにじむ「寂しいですよね」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)