抹消直後の3軍戦でも貫いた姿勢「ダサいですけど」 山本恵大が47日ぶり昇格…気にし始めた”見られ方”

  • 記者:森大樹
    2026.07.18
  • 1軍
1軍に合流した山本恵大【写真:栗木一考】
1軍に合流した山本恵大【写真:栗木一考】

山本恵大が1軍昇格を果たした

 チャンスを掴み取るために、貫いた行動があった。山本恵大外野手が18日、今季2度目の1軍昇格を果たした。脳震盪での抹消から47日ーー。「もうやるだけです。呼んでいただいたので。自分がやってきたことを変えずにやっていきます」。力強く口にした言葉には、どんな状況でも決して曲げなかった信念が込められていた。

 5月30日の広島戦(みずほPayPayドーム)で右翼へ飛んだ打球を追い、フェンスに頭部を強打。途中交代し、救急搬送先の病院で「脳振盪」と診断された。翌31日に脳振盪特例措置で登録を抹消され、復帰プログラムを消化。復帰後もなかなか1軍から声がかからない日々が続いたが、7月はファームで20打数9安打、打率.450と結果で存在感を示していた。

 復帰プログラム中には、昨年3月の「おいどんカップ」以来、約1年3か月ぶりとなる3軍戦にも出場した。1軍での定位置を掴みかけたタイミングでの離脱にもちろん悔しさはあった。それでも、この期間で何より意識していたことがあった。長い3軍暮らしを経験して支配下登録を勝ち取り、そして1軍を経験した今だからこそ、自分に課していた役割とはーー。「その姿を真似させてしまったら、僕が悪い」。

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(森大樹 / Daiki Mori)