16日の日本ハム戦で正木は欠場、近藤は途中交代
鮮やかな逆転勝ちを飾った16日の日本ハム戦(エスコンフィールド)。一方で、18日から始まる9連戦に向けて一抹の不安も残った。前日に自打球を左足の甲付近に当てた正木智也外野手はベンチ入りしたものの、出場機会はなし。近藤健介外野手は右太ももの張りで、途中交代を強いられた。2人ともに現在のホークス打線をけん引する存在なだけに、状態が気がかりだ。
16日の試合後、小久保裕紀監督は正木について「明後日(18日)はいけるみたいなので。大丈夫です」と説明。一方で近藤については「ちょっと様子を見てですね」と語るにとどめた。現状について正木本人、そして首脳陣に聞いた。
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この先で分かる3つのこと
「夜は歩けなかった」正木が語った、離脱を拒んだ強い決意とは
首脳陣が明かした近藤の「怖い感じ」、その具体的な症状と現状
9連戦を前に打線の主軸2人が抱える、首脳陣も心配する懸念点
「骨に異常はなかったので大丈夫です。明後日から出るつもりでやります」
球場を後にする正木は、左足を気にするそぶりも見せずにきっぱりと言い切った。15日の同戦、5回の第3打席で自打球を当てた瞬間には思わず打席に倒れこんだが、すぐに立ちあがった。その姿勢から伝わったのは強い決意だった。「そんなちょっとやそっとのことで、離脱したくないので」。昨年から故障続きだったからこそ、定位置確保に向けた絶好のチャンスを逃すわけにはいかない。
正木が明かした“前日の夜”「まともに歩けなかった」
当然、痛みがなかったわけではない。「昨日の試合中は『ちょっと痛いな』くらいだったんですけど、(宿舎行きの)バスに乗ってから結構痛くて。夜はまともに歩けない状態だったので。でも、ちゃんと治療してもらって。朝はまだ痛みは残っていたんですけど、歩ける状態にはなったので。明日(17日)までに治して、明後日から出るという感じです」。順調なら、9連戦の初戦に間に合う見通しだ。
一方で近藤の今後については不透明な状態だ。「(右脚の)ハムにちょっと違和感があると。早めに代えようかなと思ったんですけど、本人もまあまあいけますという感じで。でも、やっぱり気にするそぶりがあったので、トレーナーに見てもらったら『若干怖い感じはあります』とのことだったので」。そう説明したのは村松有人野手チーフコーチだ。
5回に牧原大成内野手が右脚に死球を受け、ベンチ裏で治療している際に、二塁走者の近藤はベンチに戻った。小久保監督と言葉を交わすと、再びグラウンドへ戻った。その後もプレーを続けたが、7回に代走を送られた。現段階では「大事を取って」の交代だった。
「前から痛みを抱えていたわけではなくて、今日かなという感じですね。まずは明日の反応がどう出るかですね。バチっとはいっていないので」
現在、打点の部門でリーグトップ、本塁打も同2位タイと主軸の役割を果たしている近藤が離脱することになれば、大きな痛手となることは間違いない。「彼がいてくれないとやっぱり苦しいので。なんとか無事であってほしいですね」。村松コーチは心配顔でバスに乗り込んだ。正木と近藤、打線の中核といえる2人が無事にグラウンドに立てることを祈るしかない。
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)