岩井俊介に残る9年前の「エグすぎる記憶」 “崖っぷち”だった山本祐大との出会い「ビビりました」

  • 記者:飯田航平
    2026.07.11
  • 1軍
山本祐大と岩井俊介【写真:竹村岳】
山本祐大と岩井俊介【写真:竹村岳】

知られざる9年前のブルペン

 思わぬ巡り合わせに胸が高鳴った。懸命なリハビリを続ける先輩の復帰を、誰よりも待ち望むのは岩井俊介投手だ。3年目を迎えた右腕と、今季途中にトレードで加入した山本祐大捕手には京都翔英高出身という共通点がある。年齢は山本祐が3つ上で、岩井の入学時にはすでに山本祐は卒業していた。「もうビックリして、速攻でLINEしましたよ」。移籍を知った岩井はすぐさま連絡した。

「『こんにちは。お疲れ様です。これからよろしくお願いします』って送ると、祐大さんからは『お疲れ。よろしく。わからんことだらけやから頼むな』って返事がきました」

 中学時代から甲子園で活躍する先輩の姿を見ていた岩井は、自身が高校1年生の春に思わぬ形でグラウンドで共に練習することになる。右腕の脳裏に今も鮮烈に焼き付いている「エグすぎる記憶」――。プロの舞台で同じユニホームを着ることになった2人の間には、知られざる“9年前の1か月”があった。

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この先で分かる3つのこと

独立入り前の山本祐大が直面していた大きな壁とは
高1の岩井が今も忘れない、先輩の「エグい返球」
復帰を待つ岩井が「ドキドキする」と語る胸の内

壁にぶつかった先輩と、入部したての後輩

山本祐大【写真:栗木一考】
山本祐大【写真:栗木一考】

脳裏に焼き付く「エグい返球」

(飯田航平 / Kohei Iida)