秋広が5号3ラン…先発の岩崎は7回1失点の好投
ソフトバンク2軍は7日、みずほPayPayドームで行われたファーム・リーグのオリックス戦に8-1で勝利した。3回無死二、三塁で中村晃内野手が右翼線への2点二塁打を放つと、山川穂高内野手と高橋隆慶内野手にも適時打が生まれ、この回4点を先制。6回に緒方理貢外野手が適時打を放つと、7回には秋広優人内野手が5号3ランを右翼テラス席に運んだ。
先発の岩崎峻典投手は5回に1点を失ったものの、7回116球、6安打8奪三振1失点と好投。8回には左肘のコンディション不良で抹消されていたダーウィンゾン・ヘルナンデス投手が復帰登板し、危なげなく三者凡退に抑えた。試合後に取材対応した斉藤和巳2軍監督は、5回に一塁から左翼にポジションを変えた中村晃の起用について「自分が提案した」と舞台裏を明かした。指揮官の主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
引退表明の中村晃へ…斉藤監督が提案した「驚きの真意」
先発岩崎と交わした、冗談混じりの「試合後のやり取り」
苦悩する秋広へ…斉藤監督が明かした「本当の評価」
みずほPayPayドームでは今年初の2軍戦となった。若い選手からすれば、すごく刺激的な3連戦になる。
「支配下選手に関しては、ある程度1軍で経験している選手は雰囲気も分かると思うんですけど。育成選手であったり、1、2年目の選手はこの場所、この雰囲気で試合ができるというのはね。お客さんが1軍みたいに入るとまた全然違うんでしょうけど。それでもこの球場で試合ができるのは良い刺激になっていると思うし、なっていてほしいですね」
先発・岩崎投手は7回1失点。
「上(1軍)で投げるのであれば、どんどん内容は詰めていかないと。1軍は結果でいいと思うので。(2軍は)やっぱり内容も見られているのでね。そういった点で内容は詰めていく必要はあるかなとは思っていますけどね」
ここ最近は北斗投手や藤原大翔投手と、2軍で良くても1軍で結果が出せないケースが続いた。監督からは何か話をした?
「(1軍で投げるのが)初めての選手は、そんな簡単に結果が出るわけではないので。藤原にしても、北斗にしても。彼らにとって良いスタートは切れなかったですけど、全てがプラスになるので。特にそのあたりのピッチャーに関しては、個人的にマイナスとは全く考えていないので。今後に活かせる時間がある選手たちなので、それはそれでいいかなと思っていますけどね」
試合前に岩崎投手が人差し指を上げて「1」を作るポーズをしていた。
「ちょっと色々と冗談で話していたので。(岩崎が)『5回1失点で』みたいな感じで言ってきたから、『そこまで期待してないけど』みたいな(やり取り)。そうしたら、試合後に『言った通りじゃないですか』っていう感じで帰ってきたので。『これで満足してんのか』っていう(笑)」
今後詰めてほしい部分は?
「やっぱりコントロール。三振を多く取れるピッチャーではないので。それは本人も自覚しているので。全てのボールをギリギリのところに狙えるかと言ったら、どのピッチャーもそんなことはない。勝負どころや状況次第では、しっかりと投げていかないいけない部分がある。その辺りはもう少し詰めていってもいいかなとは思いますけどね」
中村晃選手が5回から2年ぶりの外野守備に就いた。上(1軍)からの指示があった?
「上からは何もないよ。このPayPay(ドーム)で外野を守るということも最近ないでしょうし。今年いっぱいで引退を発表しているので。個人的に、本人に対して『久々に外野からの景色を見るのはどうや』という提案をさせてもらった。コンディションも含めて、無理する必要はないので。今後1軍に上がった時に、そういう状況ができるかどうかもわからないので。もしその状況が起これば、それはそれで準備にもなるので。どちらにしても個人的にはいいかなと」
提案に対して、本人はどういうリアクションだった?
「苦笑いはしていたけど。本人の中で全く(考えが)なかったでしょうし。レフトというのは、彼がずっと守ったポジションでもあるので。ファーストが一番多いんですけど、外野はライトとレフトを守ってきて、レフトが多かったので。こちらからの提案です。今後そこを守れるかどうかもわからないですし、可能性としては低いかもしれない。引退試合はどうなるかもわからないので。ファーストはずっと守ってきているし、明日以降は守備に就くのがどうなるかもわからないので。それなら(レフトで)1イニングくらいどうかなと思って」
復帰登板のヘルナンデス投手が無失点投球。
「十分じゃないですか? 下(2軍)でもう1試合投げるのかな。(ボールを見ても)もう十分やと思うけどね」
秋広選手は苦しんでいた中でのホームラン。
「ねえ、まあ、ちょっとこう詰まりながらというか、ねえ、インサイドの難しいボールでしたけど、まあ上手くさばいてね、ええ、打ちましたよね。まあその前にもヒットも出てたんで。まあ個人的にもちょっとホッとしてますけどね。はい。」
笹川吉康選手も猛打賞。
「うん。まあ吉康に関してはここ数試合、反対方向にも打球が飛ぶようになっているので。それがヒットじゃなくて、アウトになることももちろんありますけど。打球方向とかを見ると、色んな意識を彼の中で持って、打席に立てているのかなという感じはしますけどね」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)