1軍合流の上沢直之が明かす現状と今後「神経質にやらないと」 倉野コーチは再調整中の大関友久に言及

  • 記者:長濱幸治
    2026.06.17
  • 1軍
上沢直之(左)と大関友久【写真:長濱幸治】
上沢直之(左)と大関友久【写真:長濱幸治】

大津亮介の好投は「想定を少し上回っている」

 ソフトバンクは17日、みずほPayPayドームで先発投手練習を行った。右肘のコンディション不良で戦列を離れていた上沢直之投手が1軍に合流。患部の状況や次回登板の見通しなどを語った。また、倉野信次投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーター(投手)も取材に対応。先発陣の柱として好投を続けている大津亮介投手について「想定は少し上回っている」とリアルな評価を明かしたほか、再調整中の大関友久投手についても言及した。2人の主なコメントは以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

倉野コーチが明かしたスチュワートの「フォーム修正」
再調整が続く大関友久に倉野コーチが言及「前回の反省を…」
1軍合流の上沢直之が語る、復帰へ向けた「現状と見通し」

●上沢投手

投球フォームの試行錯誤が続いている?
「もっと、(ボールを)叩ける強さが出てきたらいいかなという感じです」
右肘の状態は?
「今のところは問題なくきています。あとは体全体で投げたい。ちょっと神経質にはやらないといけないですね。こっち(ドーム)で練習をします」
今からシーズンのフル完走を目指す?
「そうなればいいですね。肘の制限はありますけど、出力を上げていきたいです」
2軍戦で2度目の登板となった6月14日のファーム・リーグ阪神戦(タマスタ筑後)の内容は?
「良いところも良くないところもありましたけど、(登板が)終わったあとに肘が痛くなかったのは良かったなと。出力の部分はこれからです。2週間のノースロー期間があった中で、体のトレーニングをしながらできることはやってきたので」
大津亮介投手の奮闘はどう見ている?
「もともと一緒にやっていたので、能力があるのは分かっていた。あの成績を残しても驚きはないですけど」
6月23日からのオリックス戦から1軍復帰する?
「どうですかねー、へへへ」

倉野信次投手コーチ

上沢投手が1軍に合流。
「1軍で投げられるというコンディションになってきたんじゃないかとは思いますけど。(具体的な登板日は)まだ決まっていないです」
2軍での登板も見た中で、状態は?
「技術的には課題というか、(状態を)上げていかないといけない部分は当然(ある)。そこは本人も感じていると思います」
次回登板は1軍を考えている?
「そうですね。1軍で、とは考えていますけど」
19日からの日本ハム3連戦(エスコンフィールド)には帯同する?
「いや、行かないです」
16日の2軍戦で北斗投手が登板した。どう見ていた?
「やっぱり色んな球種をしっかりと腕を振って投げられるので。そこは魅力だなとは思いますね」
タフさも北斗投手の魅力?
「まあ、まだすぐに1軍というわけにはいかないですけど。でも、いいものは見れたので良かったなと思います」
リバン・モイネロ投手の現状は?
「まだ試合(での登板)の目処は立っていないので」
焦らせず、本人の感覚を尊重する。
「状態を見てですね」
交流戦をいい形で終えた。今後の戦いに向けて。
「(戦いの舞台が)パ・リーグに戻るので。またしっかりと切り替えて。やっぱりバッターの傾向も変わるので。その辺はセ・リーグとパ・リーグの違いも多少はあるので。全部が違うわけではないんですけど、そこの対策はしっかりやっていかないいけないなと思います」
大津投手の躍進はシーズン前の時点から想像できた?
「やっぱり想定よりはちょっと上回った成績は残してくれているなと思いますね、正直に。ただ、それくらいのポテンシャルはあると思っているので。別に6番目からスタートしたからといって、ずっと6番目というわけでもないですし。それは逆も然りなんですけど。シーズンによって状態というか、結果を出してくれる選手もいますので。これは今、2軍にいてもそうだと思うんですよ。後半にすごいところ(順列)で投げるピッチャーもいるかもしれないですし。それは本当に、可能性ってどこにあるのか分からないので。そういう意味では、大津に関してはもちろん、想像していたよりは上にきてくれたので。それはすごくありがたいなと思いますけど、それくらいのポテンシャルがあるというのは、もともとの期待値はありました。

去年も日本シリーズで投げて。そこで投げるということは、その時点で先発ローテの4番目、5番目に入っているということなので。期待値はやっぱり高いですよ」

スチュワート投手はマウンドから投球していた。
「いい状態というか、しっかりとやるべきことができているので。前回の投球の反省も含めて、意識してやっていましたので」
1ヶ月ほど前から倉野コーチが投球フォームに手を加える姿があった。
「そうですね。メカニクス的にも1か月、交流戦に入ってから少し変えているので。そこは矯正できてきたというか、改善できてきたなというのはありますね。元々、スチュワートが本来持っているものですから。それがちょっと出せていなかったというのがあったので。僕もそれは気付いてはいたんですけど、手を付けるタイミングが1軍ではなかなか難しいので。そのタイミングは常に図っていましたけど、それがこのタイミングだったというところですね」
2軍で再調整を続けている大関友久投手の状態は?
「いい部分ももちろん見えていますし、まだまだ課題として残った部分もあるので。昨日も少し話をしましたけど、そこは(状態を)高めていってもらいたいなとは思います」
大関投手については1軍で抑えられる状態というのが昇格の基準になる。
「そうですね。中途半端な状態で上げたくはないなと思っています。ただそれも、チーム状況もありますので。他のピッチャーとの兼ね合いはあるんですけど。でも、前回の反省を踏まえると良い状態で上げたいとは思っています」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)