流れ変えたリプレー検証「クリと本多コーチのファインプレー」 近藤健介の復帰めどは…小久保監督コメント

  • 記者:長濱幸治
    2026.06.07
  • 1軍
選手交代を告げる小久保裕紀監督【写真:井上学】
選手交代を告げる小久保裕紀監督【写真:井上学】

今季最長の4時間41分の激闘制し、今季最多の貯金9

 ソフトバンクは7日、横浜スタジアムでのDeNA戦に4-2で競り勝った。延長12回の熱戦を制し、交流戦に入って4カード全て勝ち越し。貯金を今季最多の「9」に伸ばした。先発の徐若熙(シュー・ルオシー)投手は6回2失点と粘投。その後はリリーフの6投手が相手打線を無失点でバトンをつないだ。11回に6番手として登板した伊藤優輔投手がうれしいプロ初勝利をマークした。

 打線はDeNAにトレード移籍した尾形崇斗投手の前に5回まで1得点と苦しんだが、7回に牧原大成内野手が押し出し四球を選んで追いついた。延長12回は代打の野村勇内野手が二塁打を放ってチャンスメーク。廣瀬隆太内野手が右前打で無死一、三塁とすると、庄子雄大内野手がスクイズを決めて勝ち越しに成功。その後、海野隆司捕手も適時打を放ち、2点を奪った。

 今季最長となる4時間41分のロングゲームを制した小久保裕紀監督が試合後に取材対応。延長10回にけん制をめぐって判定が覆ったリプレー検証について、舞台裏を明かした。また、2試合連続で欠場した近藤健介外野手の復帰めどについても言及。指揮官の主なコメントは以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

リプレー検証成功の舞台裏…ベンチで交わされた「意外なやりとり」
2試合欠場の近藤健介 小久保監督が語った「復帰の具体的なめど」
庄子雄大が決めたスクイズ、直前の打席で見せた「執念の兆し」とは
今週2試合目となる延長戦だった。
「長い試合でしたね」
10回1死一塁でのけん制をめぐるリプレー検証は自信があった?
「ないない。廣瀬もアピールしていなかったので。本多(雄一)コーチから『(リクエストを)いってください』と。あとクリ(栗原陵矢)もあの角度から見ていて、ベンチに(向かって)来ていたので。クリと本多コーチ的ファインプレーです」
あそこから流れが来た。
「あそこもそうですし、(11回の)牧のツーベース(を狙ったプレー)をアウトにしたのもそうですね。向こうにもいいプレーがいっぱい出たので」
庄子選手はしっかりとスクイズを決めた。
「その前、敬遠の後を悔しがっていましたね(10回1死満塁で遊飛に倒れた場面)。あそこで決めていたら(予定時刻の)飛行機に間に合っていたんですけどね(笑)」
12回無死二塁で廣瀬選手にはバントのサインを出さず、右打ちの指示だった?
「あそこはヒット狙いで、右打ちも出していないですよ。(バントをして)1死三塁を作るよりも(ヒッティングで)いった方がいいかなと」
徐投手の投球はどう見た?
「あの2点は取られ方がもったいなかったですね。ピッチャーに安打を打たれてからのフォアボール。牧1人にやられましたけど、もうこのカードは終わりなので」
DeNAに移籍した尾形崇斗投手の投球は?
「あの姿ね。今年は球数を増やそうとしていた中で、チーム事情的に中継ぎをやってもらっていましたけど。ゆくゆくは先発を考えていたので。その姿が見られましたね。バッターもホップ成分が強いと言っていましたね」
中継ぎ投手も踏ん張った。
「だいぶ形ができてきたので。安心して、自信をもって送り出せていますね。今年の戦い方が見えてきたなと」
2試合欠場が続いている近藤選手の状態は。
「明後日(9日の阪神戦)からいければですね」
12回には野村勇選手がチャンスメーク。
「(11回に)もう1人繋がっていたら、(代打は)高橋(隆慶)だったんですけど。山崎なら勇の方がいいだろうということで急遽変えたんで。彼の思い切りの良さが出ましたよね」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)