開幕8日で降格…廣瀬隆太が唇を噛んだ日々「俺だって打ってる」 失わなかった思い、躍動する後輩に“本音”

  • 記者:飯田航平
    2026.05.28
  • 1軍
巨人戦に出場した廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】
巨人戦に出場した廣瀬隆太【写真:加治屋友輝】

26日に急遽呼ばれた1軍

 冷静に自分自身と向き合った期間だった。交流戦がスタートした26日、廣瀬隆太内野手が1軍の舞台へ戻ってきた。今季は自身初の開幕1軍を掴み取りながらも、出番は4月1日の楽天戦で守備固めとして1イニングを守ったのみ。開幕からわずか8日後の4月3日には登録抹消を味わった。

 今回は背部痛でチームを離脱した川瀬晃内野手の“代役”として、好調を維持する廣瀬に白羽の矢が立った。チームは25日に東京へ移動したが、廣瀬は交流戦初戦の巨人戦が行われた26日に東京入り。2軍では打率.300、2本塁打、15打点をマークしていた25歳にとって急遽巡ってきたチャンスだった。

 ファームでの日々は決して平坦なものではなかった。右足の蜂窩(ほうか)織炎 を患い、出遅れていた正木智也外野手が先に1軍へ呼ばれた際には「俺だって打ってる」と唇を噛んだ日もある。逆境から這い上がるために過ごした約1か月半。廣瀬は2軍で何を思い、自身と向き合ってきたのか。そこには、ただがむしゃらにバットを振るだけではない、静かながら熱い「心の変化」があった。

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この先で分かる3つのこと

2軍で打ち続けた廣瀬が、打撃面で辿り着いた「新境地」
守備力向上のため、コーチと映像で徹底検証したこと
1軍で躍動する後輩・庄子雄大の姿に、廣瀬が抱いた本音

刺激になった庄子の姿

(飯田航平 / Kohei Iida)