背部痛の川瀬晃は「10日間では厳しい」 2軍打率.394の柳町達の昇格時期は…首脳陣が明かす入れ替え理由

  • 記者:長濱幸治
    2026.05.27
  • 1軍
柳町達と川瀬晃【写真:竹村岳、栗木一考】
柳町達と川瀬晃【写真:竹村岳、栗木一考】

野手の入れ替えは9日ぶり…3週間の交流戦どう戦う

 交流戦初戦となった26日の巨人戦(東京ドーム)を快勝したホークス。ここから3週間にわたって6連戦を戦うチームに“変化”が生まれていた。開幕から主にスーパーサブとして貢献していた川瀬晃内野手が出場選手登録を抹消され、廣瀬隆太内野手が1軍に合流。野手陣の顔ぶれが変わったのは、17日に「慶弔休暇特例」で近藤健介外野手と高橋隆慶内野手が入れ替わって以来、9日ぶりだった。

 投手陣では開幕投手を務めた上沢直之投手が右肘のコンディション不良で復帰の見通しが立っておらず、リバン・モイネロ投手も5月14日の3軍戦で登板して以降は調整が進んでいない。一方で野手はここまでほとんど離脱者を出すことなく、シーズンを戦えている状況だ。

 今回の入れ替えはどのような意図で行われたのか。そして、2軍戦で打率4割近くの成績を残している柳町達外野手の現状をどう捉えているのか――。首脳陣の見解に迫った。

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この先で分かる3つのこと

川瀬が背部痛で出場選手登録抹消…首脳陣が語った現状
打率4割男・柳町達に「判断が難しい」と明かした理由
昇格見送りの背景にある好調「若鷹」の存在とチーム事情

 今回昇格した廣瀬について、村松有人野手チーフコーチは「川瀬のアクシデントもあって、二遊間を補充しようというところです。状態もいいということもあって、来てもらいました」と説明する。

気になる川瀬の状況「これまで痛みがあったわけじゃない」

 今シーズン開幕1軍入りを果たした25歳は、4月3日に登録を抹消されて以降、2軍戦に28試合出場して打率.300、2本塁打、15打点をマーク。残した数字を見ても、順当な昇格だったと言える。

 一方で心配なのは川瀬の状態だ。「昨日(25日)に背中を痛めたと聞いています。これまでに痛みがあったということじゃなくて、急にですね。10日間でプレーを再開するのは厳しいかなという初見だったので。それなら抹消しましょうという判断です」と強調した村松コーチ。1軍に帯同したまま回復を待つのではなく、一度登録を抹消して、しっかりと患部を完治させる選択を取った形だ。

 昨季、自身初のタイトルとなる最高出塁率に輝いた柳町については「判断が難しいところですね」と村松コーチは語る。2軍では出場10試合で打率.394とさすがの力を見せているが、「数字的にはこれくらい出せるでしょうというところはもちろんあります。あとは(打席での)タイミングの部分ですね」と説明。残した成績だけでなく、1軍の投手にアジャストできるかどうかが昇格のポイントだという。

 一方で、チーム事情が影響している面も否めないと村松コーチは語る。「やっぱり山本恵大も状態がいいので。そこは選手の状況もありますね」。26日の巨人戦で今季初本塁打を放った山本恵は、柳町と同じ左打ちの外野手。今後は様々な状況の変化に応じて判断を下していくことになりそうだ。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)