山本祐大が「自分に負けそうな時」 “雄叫び”に込められた感情…移籍10日で“背負うもの”

  • 記者:竹村岳
    2026.05.23
  • 1軍
初アーチを放ち雄叫びをあげる山本祐大【写真:栗木一考】
初アーチを放ち雄叫びをあげる山本祐大【写真:栗木一考】

移籍後初アーチ「違った感情は確かにあった」

 電撃トレードでの移籍から10日。背負っていたものが溢れ出たような魂の“雄叫び”だった。「プロ初ホームランと似ているというか、いつもとちょっと違った感情は確かにありました」。興奮が残る表情で、移籍後初アーチを振り返ったのは山本祐大捕手だ。

 22日にみずほPayPayドームで行われた日本ハム戦。初回と2回に1点ずつを奪ったが、その後は膠着した展開が続いていた。迎えた7回1死、山本祐が打席へ。達のスライダーを捉え、左翼スタンドへ叩き込んだ。一歩一歩を噛み締めるようにダイヤモンドを一周。小久保裕紀監督にも「今日の勝因」と言わしめる貴重な一発は、忘れられない瞬間として胸に刻み込まれた。

 印象的だったのは、山本祐が一塁を回ったところで雄叫びをあげたことだ。「え、見ていましたか? 嬉しかったんだと思います」と照れ笑いを浮かべる。トレードが発表されたのは12日のこと。ホークスの一員となってから、まだ10日しか経過していない。激変した日常と、背負う重圧。27歳の叫びには一体、どんな感情が込められていたのか――。真っ先に口にしたのが、家族の存在だ。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

一塁を回って“雄叫び”…初アーチに込めた感情
孤独な生活と眠れぬ夜「自分に負けそうな時」
「僕が来たことで出られなくなった選手がいる」

家族と離れ離れの単身生活「慣れるのはまだ全然」

ヒーローインタビューに応じる山本祐大【写真:栗木一考】
ヒーローインタビューに応じる山本祐大【写真:栗木一考】

山本祐大がプロとして語った信念、責任、矜持

(竹村岳 / Gaku Takemura)