山本恵大が駅のホームで伝えられた1軍昇格 「今回はない」の“非情通告”から一転…明かされた舞台裏

  • 記者:森大樹
    2026.05.13
  • 1軍
12日の西武戦で今季初安打を放った山本恵大【写真:栗木一考】
12日の西武戦で今季初安打を放った山本恵大【写真:栗木一考】

“予感”もありつつ突然だった1軍昇格

 結果を残し、チャンスを待ち続ける日々――。そんな中、思いも寄らぬ形で知らされた“吉報”だった。12日に今季初めて出場選手登録された山本恵大外野手が、同日の西武戦(みずほPayPayドーム)に「6番・右翼」で即スタメン出場。「正直、昇格を知らされてから今まで、記憶がないです」。試合後、笑顔で振り返った26歳。突然だった昇格の舞台裏に迫った。

 今春のオープン戦では9打数無安打と持ち味の打撃で結果を残せず、3月6日の阪神戦(甲子園)後に2軍降格を告げられた。それでもファーム・リーグでは一時、打率4割超を記録するなど猛アピールを続け、打率.356、1本塁打、16打点をマーク。約2か月の2軍生活を経て、ついに昇格を掴み取った。

 12日の西武戦では第1打席で中前に抜ける当たりを放ち、1軍では274日ぶりの安打を記録。「1本出てくれたので、気持ち的に楽になれました」と、塁上で安堵の笑みを浮かべた。昇格を告げられたのは、わずか2日前だった。「でも、あの日まで『今回の昇格はない』って言われていたんですよ」――。

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(森大樹 / Daiki Mori)