谷川原健太が「喜んでくれて良かった」 サヨナラ打の記念球を回収…手渡した行動、ずっと見てきた“熱い思い”

  • 記者:森大樹
    2026.05.09
  • 1軍
ヒーローインタビューで笑顔を見せる谷川原健太【写真:栗木一考】
ヒーローインタビューで笑顔を見せる谷川原健太【写真:栗木一考】

谷川原が放ったサヨナラ打…そのボールの行方は?

 劇打の裏で、日頃の思いが込められた行動があった――。ソフトバンクは8日、ロッテ戦(みずほPayPayドーム)に6-5で逆転サヨナラ勝ち。9回2死二塁、試合を決めたのは谷川原健太捕手だった。「本当に打てて良かったです。めっちゃ嬉しかったです!」。興奮冷めやらぬ試合後、谷川原の右手に大切に握られていたのは、サヨナラ打の記念ボールだった。

 2点を追う9回。先頭の栗原陵矢内野手が9号ソロを放って1点差に迫ると、1死から野村勇内野手が左前打で出塁。さらに2死後に盗塁を決め、牧原大成内野手が起死回生の同点適時二塁打を放った。「かっこいい先輩たちが打っている姿を見て、僕も打ちたいと思いました」。9回2死二塁、谷川原が横山の投じた4球目の直球を振り抜き、打球は右翼線へ弾んで決着。チームに今季初のサヨナラ勝利をもたらした。

「サヨナラは人生初ですね」。初めて味わうナインからの手荒い祝福。印象的だったのは、試合後の囲み取材で谷川原の手元にウイニングボールがあったことだ。「そこでボールをもらったので」。回収したのは“ある1人の裏方”だった。歓喜の中、グラウンドに転がっていった“最後の1球”を手渡した行動には、どのような思いが込められていたのか――。

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この先で分かる3つのこと

記念球を回収し手渡したワケとその正体
悔しさを笑顔に変える、谷川原の「真の強さ」の源
ベンチ裏で交わされた裏方と選手の「熱き絆の物語」
サヨナラ打を放った谷川原健太と喜ぶナイン【写真:栗木一考】
サヨナラ打を放った谷川原健太と喜ぶナイン【写真:栗木一考】

「強い気持ちを感じる選手」…もどかしさの裏で見せた姿

(森大樹 / Daiki Mori)