大竹風雅に「あの1球を忘れるな」 20分間の厳しい言葉…支配下1週間前、痛恨の逆転サヨナラ弾

  • 記者:森大樹
    2026.04.22
  • 1軍
西武戦でプロ初登板した大竹風雅(左)と試合前練習で話し込む大竹風雅と小笠原孝投手コーチ【写真:加治屋友輝、森大樹】
西武戦でプロ初登板した大竹風雅(左)と試合前練習で話し込む大竹風雅と小笠原孝投手コーチ【写真:加治屋友輝、森大樹】

プロ初登板の10日前…悔いが残る逆転サヨナラ弾

 たった10日間で驚きの変化を見せた。大竹風雅投手が21日の西武戦(ベルーナドーム)でプロ初登板。2回から登板し、2イニングを無安打無失点に抑えた。3日前の18日に支配下登録されたばかりの右腕。堂々のデビューに、小久保裕紀監督も「良いスタートを切れましたね」と称えた。

 試合後には「思ったより緊張はしなかった」と明るい表情で振り返った大竹だが、“絶望”を乗り越えて掴んだ初登板だった。背番号がまだ「136」だった11日、オリックスとの2軍戦(さとやくスタジアム)で1点リードの9回に登板。2死三塁から高卒4年目の内藤に逆転サヨナラ弾を許し、マウンド上で呆然と立ち尽くす姿があった。

 甘く入った初球を左翼席に叩き込まれると、右腕は一瞬、天を仰いだ。ホームベース付近で生まれたオリックスナインの歓喜の輪。内藤の生還を見届けることなく、それを背にして大竹は三塁ベンチへと歩を進めていた。勝利まであとワンアウトから味わった悔しさ。痛恨の被弾翌日に交わしたのは、約20分にも及ぶ首脳陣との会話だった。プロ初登板の快投につながった厳しい言葉――。

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プロ初登板で見せた堂々とした投球

(森大樹 / Daiki Mori)