木村光「今年は獲りにいきます」 開幕直前に知った”資格”…大卒4年目のラストチャンス

  • 記者:森大樹
    2026.04.21
  • 1軍
木村光【写真:栗木一考】
木村光【写真:栗木一考】

木村光が目指す“タイトル”

 迷いなく即答する視線の先には“大きな目標”がある。「今年は獲りにいきます」と熱く語ったのは、木村光投手だ。プロ4年目にして初の開幕1軍入りを果たすと、現在9試合連続無失点中。藤井皓哉投手が右肘のトミー・ジョン手術で今季絶望、杉山一樹投手が左手骨折で離脱と苦しい状況になっている救援陣を、力強い活躍で支えている。

「今年はプロに入ってから一番状態が良いです。とにかくゼロを刻むことが『次も使おう』という信頼にもつながると思うので。無失点を繰り返して、大きなインパクトを与えたいです」。ファンや首脳陣の記憶にも残るような数字を積み上げていく。きっぱりと言い切る口調には自信がみなぎる。その裏側には、明確な原動力が存在している。

 オープン戦では7試合に登板して無失点。激しい競争を勝ち抜き、実力で1軍切符を掴み取った。“3.27”が近づくにつれ、高まっていく期待と緊張感……。開幕戦の数日前、ふとスマートフォンの画面を見つめていると、目に飛び込んできたのは自身の“ある記録”だった――。「あれ……残っているんや」。タイトルの存在を、初めて強く意識した瞬間。右腕が今抱く野望を明かした。

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まずは目指す「30試合連続無失点」

(森大樹 / Daiki Mori)