藤原大翔、前田純ら2軍投手陣の“最新評価” 2登板連続サヨナラ負け…大竹風雅に伝えた課題

  • 記者:森大樹
    2026.04.16
  • 2軍
2軍戦に先発した東浜巨、藤原大翔、前田純(左から)【写真:森大樹】
2軍戦に先発した東浜巨、藤原大翔、前田純(左から)【写真:森大樹】

津森、大江ら無失点続ける中継ぎの現状は?

 ソフトバンク2軍は、10日から16日までビジターでのオリックス戦(杉本商事Bsスタジアム舞洲、さとやくスタジアム)、阪神戦(日鉄鋼板SGLスタジアム)を戦った。この関西遠征を終えたタイミングで小笠原孝2軍投手コーチ(チーフ)に2軍投手陣の“最新の評価”を聞いた。

 14日の阪神戦で5回無失点の快投を見せた育成・藤原大翔投手を絶賛。また、2登板連続で逆転サヨナラ負けを許した大竹風雅投手に伝えた“根本的な課題”とは? 東浜巨投手、津森宥紀投手、前田純投手、大江竜聖投手の投球に言及した。

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続きの内容は

支配下へ!藤原大翔にコーチが送った「昇格への太鼓判」
サヨナラ負けの大竹風雅、20分間の対話で明かされた課題
津森・大江はまだ物足りない? コーチが求める「理想の姿」

――11日のオリックス戦に先発した前田純投手は7回4安打3奪三振1失点。本人は5回くらいから、直球の軌道が本来のボールではなくなったと振り返っていた。
「そうですね。4、5回ぐらいに出力が落ちて。悪い時に出るスライドするボールが増えてきました。そうすると本来の良い“数値のボール”ではなくなるので。そこは少しもったいなかったですね」

――7回まで投げ切ったのは大きな進歩?
「そうですね。もうどんどん状態を上げていかないといけないので。イニングも含めて。正直、本来の姿からするとまだまだです。ラッキーというか結果オーライな部分も大きかったので」

――14日の阪神戦に先発した藤原投手は5回2安打7奪三振無失点。3月24日以来の先発だったが、テンポも含めて状態が良さそうだった。
「久しぶりの先発で体が軽かったこともあったと思うんですけど。でもこれを継続できれば立派なものです。真っすぐ自体もすごく良かった。あのボールを投げることができる確率が高まれば、良いと思います。あとはスタミナ的なところが少し問題かなとは思います」

――あのピッチングを続けることができれば支配下登録も見えてくる?
「そうだと思います。変化球でも簡単にストライクを取れていたので。何しろストライク率がとても高かった。チェンジアップだけが低かったんですけど、それ以外は高かった。だからあの投球を続けていたら、(支配下は)早い話だと思います。続けばの話ですけど」

――16日の阪神戦に先発した東浜巨投手は5回1/3を投げて、1安打7奪三振無失点の好投。
「出力も最初から出ていたので、前回の投球同様に良かったですね」

――4四球と制球が乱れる場面もあった。
「ちょっとらしくないボール先行が多かったですね。ストライク先行でカウントを作って投手優位なのに、そこからボールが続いて(カウントを)悪くしたのがもったいなかったです。前回と同じくらい出力も出ていたので、全体的に良かったとは思います」

練習中に言葉を交わす大竹風雅(左)と小笠原孝コーチ【写真:森大樹】
練習中に言葉を交わす大竹風雅(左)と小笠原孝コーチ【写真:森大樹】

――大竹投手は2登板連続で逆転サヨナラ負けを許し、敗戦投手になった。2人で話す場面もあったが。
「『やるべきことをやろう』という話をしただけです。初球の入りが安易にいっているようにしか見えなかったので。やっぱりマウンド上で頭が真っ白になることがある。余裕を持って、普通に考えればできると思うから、もったいないですね。そういう野球脳的なところを勉強したほうが良いという話をしました。練習の時に会話をすれば『ああ、なるほどな』と理解しているんだけど、やっぱり入り込みすぎる。その辺りが課題ですね。頭の冷静さ」

――津森投手、大江投手が無失点投球を続けている。調子は戻ってきている?
「はっきり言って、まだですね。津森はそれなりに良いものを出せていると思う。だけど、大江はあんなものじゃないと思うので。出力もそうだし、スライダーの軌道もそう。もう少し上げていけるはずです」

(森大樹 / Daiki Mori)

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