“哲学者”大関友久が今季初登板を徹底解説 試合中に捨てた勇気…ハマった「2.8の蓄え」

  • 記者:長濱幸治
    2026.04.06
  • 1軍

大関が振り返る今季初登板…掴んだ大きな収穫

 選手の知られざる本音に迫る2026年の新連載「鷹フルnote」。今回は大関友久投手が登場します。今季初登板となった3月31日の楽天戦(楽天モバイル最強パーク宮城)。6回1失点と好投し、1勝目を挙げたマウンドで“初めて取り組んだこと”がありました。キーワードは「勇気」と「2.8の蓄え」――。ホークスの“投げる哲学者”が、今季のターニングポイントになるかもしれない1試合を振り返ってくれました。

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 吐く息が白くなるほど冷え込んだ仙台の地で、確かな手ごたえをつかんだ。「自分なりの仮説を立てて臨んだ1球で、それが良い結果に繋がった。自分の中でも理想的なボールが投げられたと思います」。そう振り返ったのは1点リードの5回2死満塁で浅村を迎えた場面だった。

 3球で1ボール2ストライクと追い込んだが、続く真っすぐが2球外れてフルカウントとなった。ラストボールに選んだのはストレート。コースは甘く入ったが、142キロで浅村のバットに空を切らせた。この1球こそが、大関が次のステップに上がるために必要なボールだったという。

「自分の開幕戦でそういうボールを投げるというのを、昨年のオフからの目標にしていたんです。それは概ね達成できたかな、という感じです」。左腕は最大の目標に掲げる“魂の投球”につながる大きな手ごたえを掴んでいた。

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浅村斬りの真実…大関が最後に足した「勇気」の正体
初めての「数値化」で掴んだ「2.8の蓄え」
投球の原点は「自分を愛する」思考と3段階理論
メモを取る大関友久【写真:栗木一考】
メモを取る大関友久【写真:栗木一考】

試合中に1度は捨てた“勇気”…「だからこそ集中できた」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)